ギックリ腰・腰椎椎間板ヘルニアの原因・症状の違いと予防法

ギックリ腰・腰椎椎間板ヘルニアの原因・症状の違いと予防法

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1.ギックリ腰と腰椎椎間板ヘルニア

前かがみになったり、重い物を持ったときなどに急に腰が痛くなった場合、一般的にはギ
ックリ腰とか腰椎椎間板ヘルニアと判断されています。どちらもよく似た症状が現れます
ので、それも仕方ないことかも知れませんが、基本的には両者は全然別のものです。

             

ギックリ腰とは急激に起こる腰の痛み(捻挫のようなもの)です。多くの場合、腰の筋肉
が過剰に緊張したために生じる痛みで、無理をせず、普通に養生すれば数日で少しずつ痛
みがなくなって行くタイプ(1週間もすれば回復)のものです。

腰椎椎間板ヘルニアというのは、急激にというよりは、悪い姿勢などが原因で徐々に椎間
板が変形して、何かのきっかけで神経に触れることで起こる痛みです。ヘルニアの場合も
腰に激痛が走りますが、それ以外の太もも・尻・ふくらはぎ・足首などにも痛みやしびれ
が発症します。

こちらは、回復して普通の生活に戻れるまで1~3カ月を要すると言われていますので、
ギックリ腰か腰椎椎間板ヘルニアであるかは、痛みの持続時間で分かります。1週間もす
れば自然に分かることになりますが、激痛が発症して2~3日後に、前かがみの姿勢をと
ってみて、痛みやしびれが増せば、その腰の痛みは腰椎椎間板ヘルニアということになり
ますので、その後の仕事の予定を調整するなどして、回復に努めるようにしなければなり
ません。

ざっくりまとめてみますと、ギックリ腰とは、急に腰が痛くなる状態の総称のことで、腰
が痛いという症状全般のことを言います。一方で、腰椎椎間板ヘルニアとは、椎間板から
髄核という組織が飛び出してしまった状態をいう病名のことになります。なので、どちら
の原因か分からない状態での腰の激痛を表現する場合は、ギックリ腰というのが外れのな
い表現ということになります。

2.腰の痛みから解放されるためには

ギックリ腰や腰椎椎間板ヘルニアを予防するには、腰を温めて血液の循環を良くすること、
腰の筋肉を強化すること、腰の負担が少なくなる姿勢で生活することです。

両者の腰痛の原因は違いますが、どちらも起きるときは腰の筋肉が緊張状態にある場合が
ほとんどと言われていますので、自分に合った方法で腰の筋肉をほぐすようにしましょう。
私は薄手の腹巻を使っていますが、締め付けないようなタイプのものが良いようです。

次に、筋肉の強化ですが、腰痛だから腰の筋肉と考えがちですが、特に腰を鍛えるという
よりは、全身の筋肉を鍛えることで、自然と腰も鍛えられることになります。するともっ
とも簡単な方法がウォーキングになります。つまり、日常的にできるだけ乗り物を控えて
歩くことを習慣にすることです。

             

そして、姿勢ですが、これは簡単なようでかなり難しいですね。私には24時間姿勢を正
しく保つなどはできそうもありませんでしたので、1日の何分間かに集中して、それを継
続することで、少しでも腰への負担を軽くするという方法にしました。私が使用している
のが背中ストレッチャーですが、これがなかなか快適で、背筋も強くなったような気がし
ます。悪い姿勢が習慣化すると、慢性的に腰痛が起きたり、ギックリ腰になったりするこ
とが多くなります。ギックリ腰は病気ではないというものの、何度も繰り返すことで椎間
板ヘルニアに発展する可能性がかなり高いとも言われていますので、無理のない範囲でし
っかり姿勢を正すという気持ちは持ち続けるようにしましょう。


 

 

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