膝の関節に違和感を感じたら脚の筋肉を強化してみよう

膝の関節に違和感を感じたら脚の筋肉を強化してみよう

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1.膝に違和感があるとは

日常生活における膝の違和感とは、特に膝に痛みを感じるというものではないものの、何
となく気になる症状のことを言います。具体的には、膝の曲げ伸ばしがスムーズに行かな
い、階段を降りるとき膝がずれるような感じがするといったような症状を感じることです。

             

他にも、パキパキ音やミシミシ音など、関節で音が鳴るという経験をしている人も多いと
思いますが、膝関節の屈伸運動にともなうパキパキ音やポキポキ音は、関節液の気泡が弾
ける音と言われていて、膝に痛みを感じない場合は様子見で良いとされています。しかし、
ミシミシ・ゴリゴリといった音がする場合は、関節の軟骨がすり減って骨と骨がこすれ合
っていることも考えられますので、早い機会に診察を受けることをおすすめします。

ただし、40代以上で膝に違和感がある場合は、変形性膝関節症も視野に入れる必要があ
あります。実際に変形性膝関節症の症状を訴えるようになるのは50代以降という感じで
すが、40代でも痛みはないものの、関節の狭小化や骨の変形が見られるなどの変形性膝
関節症の初期症状が始まっているといったことも少なくありません。

また、同じ年代で起こりやすいと言われているのが関節リウマチで、朝起きてから30分
ぐらい、関節にこわばりや痛み、しびれなどの症状が左右対称に見られるような場合は、
こちらの病気も疑ってみる必要があります。関節リウマチは、免疫機能の異常により関節
内で炎症が起こる病気で、治療法は全然違いますので注意が必要です。

2.膝の違和感の改善方法

基本的に、関節に違和感があるものの、痛みがない(痛くても軽度)である場合は、セル
フケアによる改善が期待できます。まずは、膝の曲げ伸ばしに問題があったり、膝がカク
カクなったり、膝に不安定さ(膝崩れ)を感じる場合は、太ももの前面にある大腿四頭筋
の柔軟性や筋力不足に原因があることが多いと言われています。

この場合のおすすめの筋トレ方法は「スクワット」ですが、膝を曲げても痛みを感じない
場合にのみ行うようにして下さい。スクワットと言えば、ただ足を屈伸させながら手をブ
ラブラ振っているだけの人が多いですが、もっともわかりやすいスクワットの基本は、洋
式トイレに座るときの姿勢で、ゆっくり尻を後方に引き、便座に尻が着かないところまで
落としたところで、もとの位置にもどるようにすることです。そのもどるときの反動に手
を前方にすくいあげるように振るのです。

           

膝周辺に「しびれ」を感じる場合は、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症、
腰椎すべり症などが関係していることも考えられますので、整形外科などを受診してみて
下さい。

これが膝の違和感に関する一般的な対処法ですが、必要最低限知っておくべき事項を書く
だけでもこの程度になります。で、いろいろなことが理解できても、何人の人が真面目に
取り組むことができるかと言えば、それは限りなくゼロに近いのかなと思います。

なので、膝に違和感を覚え、特別な痛みがないようなら、まずは大腿四頭筋を強化するこ
とだけでもやってみて下さい。方法はスクワットなどの筋トレ方法の他に、誰でもできる
ウォーキングなども続けることで全身の筋力強化につながります。ちょっとしたアイテム
を活用すれば、さらに効果も期待できますので、とりあえずは下半身(大腿四頭筋)の強
化だけはやってみるようにして下さい。


 

 

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