ウォーキングは健康の要か関節痛の原因か?正しい足腰の鍛え方とは

ウォーキングは健康の要か関節痛の原因か?正しい足腰の鍛え方とは

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足腰は健康を支える力

健康にウォ―キングが良いと言われますが、それはどうしてかというところま
で解説されていることはあまりありません。

もちろん結果としての効果はよく見かけますが、なぜそのような結果になるの
かということを知れば、きっとすぐに始めたくなりますよ。(笑)

私達が歩くというだけのことですが、実は足を振り上げるためには、いわゆる
太ももと言われる大腿骨を四方に囲む筋肉である大腿四頭筋(大腿直筋、外側
広筋、内側広筋、中間広筋)を使います。

         

そして振り上げた足を前に動かすには、大臀筋、中臀筋、腓腹筋、ヒラメ筋を
使います。さらに、その時に身体のバランスを保つのが脊柱起立筋、腹直筋で、
腕を振るのに大胸筋、上腕二頭筋・三頭筋が使われるんですね。

何と、ただ歩くだけで下半身を中心に全身の7割以上の筋が使われているとい
うことで、ウォ―キングは誰にでも簡単にできる「足腰を鍛える」方法という
ことなんですね。

実際、高齢者の人でも、健康な人は足腰が丈夫で、よく歩くことで自然に腹筋
や背筋も鍛えられ、平衡感覚や敏捷性も維持できている人が多いのです。

もちろん、正しい歩き方をするという条件がありますが、ウォ―キングは筋力
トレーニングのような過酷さはありませんが、反復して同じ行動を繰り返すこ
とで筋力の向上、維持につながります。

しかも、肥満、高血圧、骨粗しょう症、糖尿病などの予防効果というおまけま
でついてくるんですね。

               

そのためにも、理に適った歩き方で、無駄のない、効率的な効果を得られるよ
うに次の点に注意して歩いてみましょう。

目線を歩く方向に向けて頭がぶれないようにし、肩の力を抜いて背筋を伸ばし、
軸足のひざはしっかり伸ばし、足はかかとから地面につくようにして歩きます。

特に難しいことではありませんが、疲れにくく、腕を振って、歩幅が広く転倒
しにくい歩き方の基本なのです。

歩き自慢は老化が進む

少し前には「1日1万歩」という言葉がウォ―キングをする人達の目標となっ
ていました。そして、今でもそれを信じている人は60歳を過ぎた年代の人に
多く、60歳を過ぎたら健康のために1日1万歩あるくと決めて、毎日頑張っ
ている人も多いようです。

中には、1日2万歩とか3万歩とか、歩くことを自慢しているような人もいま
すが、実はこれが歩きすぎによる膝の痛みや腰の痛みなどのトラブルの原因に
なっていることも少なくありません。

        

更に、その歩き方がまちがっていたりすると、関節はもちろん神経まで痛めて
しまったりして、健康な生活のためのウォ―キングが日常生活に支障を与える
といった本末転倒の結果になってしまいます。

現在のウォ―キングの効果的な歩数は、男性9200歩、女性8300歩とさ
れていますので、自分のその日の体調に合わせ、息がはずむ程度のスピードで
1回30分を目標に、体調に合わせてマイペースで歩くことです。

もちろん、年齢や気候により歩数が減っても、毎日でなくても、全然問題あり
ませんが、逆に、体温が低く、筋肉や関節が固まり、血液がドロドロ状態の朝
などに、水も飲まずに歩き始めるというのは、ただでさえ脳卒中や心筋梗塞の
発症率が高い時間帯なので自殺行為に等しいとも言えます。

     

ところで、意外かも知れませんが、ウォ―キングというと頑張ろうと思う人ほ
ど、普段は何もしていない人が多く、普通に生活している人は、家事や買い物
などの日常生活だけでも5000歩ぐらいは歩いていて、特に改まってウォ-
キングなどしなくても健康を維持するに十分な歩数は歩いているのです。

なので、「歩けば歩くほど良い」というような妙なウォ―キング理論に傾倒し
ないで、自然体で気楽に捉えて歩くのが一番の健康法ということなのです。

ただ、疲れた体にビタミンが必要であるように、加齢とともに減少したり、吸
収が難しくなった必要成分は十分補充することも大切な健康法の1つです。

◆ウォ―キングの強い味方◆

 

 

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