関節痛は膝だけじゃない!体のきしむ音を感じたら要注意!

関節痛は膝だけじゃない!体のきしむ音を感じたら要注意!

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関節の数はとても多い

私達が普段の生活で、歩いたり、しゃがんだり、ものをつかんだりすることが
できるのは関節があるからなんですね。

その数は何と360個もあると言われています。つまり、体中の骨と骨をつな
ぐ隙間に存在しているのがすべて関節なのです。

もちろん、ただ存在するだけではなく、骨と骨がぶつかって減ってしまわない
ように表面が軟骨で覆われていて、関節への衝撃を吸収する働きがあります。

その関節を包む袋状の関節包には「滑液」が分泌されていて、潤滑油の働きを
すると同時に軟骨への栄養補給もすることになります。

ただし、関節と言ってもその動き方によって3種類あり、頭蓋骨のような骨と
骨が密接につながっていて動かないものを「不動関節」、背骨のように骨と骨
が軟骨でつながっていて数ミリの範囲で動く「半関節」、そして最も馴染みの
深いのが関節が凹凸で組み合わさってスムーズな動きを与える膝や肩、股関節
などの「可動関節」に分かれます。

     

よく話題に上る「膝関節痛」「五十肩」というのがこの可動関節に障害が起こ
っている状態で、ときどき耳にする「椎間板ヘルニア(ギックリ腰)」という
のが半関節に起こる炎症のことなのです。

このような分類で見ると、私達が一般的に関節痛と呼んでいるのは「可動関節」
に障害が起こっている状態と言うことになります。

関節痛の主な原因と予防

朝起きたときや、長時間同じ姿勢を続けたときなど、膝や肘などの関節に違和
感や痛みを感じることはないでしょうか?

このようなこわばりや痛みがある場合は、関節に炎症が起きていることがあり
ますので注意して様子を見る必要があります。

     

関節の炎症もその原因はいろいろありますが、代表的なものに「変形性関節症」
「関節リウマチ」「関節障害」があり、痛みは同じく関節に起きますが、原因
も治療法も、それぞれ全く違います。

     

変形性関節症というのは、高齢者に最も多い関節の老化によるものです。つま
りクッションの役割をしている軟骨が加齢によりすり減ったりして、関節の周
囲に炎症を起こすものです。そしてその炎症が最も起こりやすいのが、全体重
を支え、立ったり座ったりと負担が大きい膝関節で、今や関節痛と言えば膝と
いうほど有名になっているのです。

              

関節障害というのは、中高年になって始めたスポーツがハード過ぎたりして、
関節痛を引き起こしたり、膝の負担が大きく半月板(軟骨)が損傷したり、靭
帯が断裂したりすることで関節痛を起こすもので、何らかの違和感を覚えたら
炎症がおさまるまで休んで様子を見ることです。

       

関節リウマチというのは、自己免疫疾患で、本来は体内へ侵入した細菌などを
防ぐ働きをする免疫が過剰に働き、自身の体の一部も攻撃してしまうという免
疫異常で、それが関節で起こる症状が関節リウマチですが、早期発見、専門医
による治療が必要です。女性に多く、関節リウマチ発症者の7~8割が女性と
言われています。

このように、症状はよく似ていますが、適当に湿布など貼って放置していると
余計に悪化させてしまう場合もありますので、自分の関節痛の原因をしっかり
見極めることが大切です。

では、最も多い膝関節や五十肩といった軟骨の減少はどうすれば良いのかとい
うことですが、これはもういろいろなところで言われているように軟骨成分
補充と関節の負担をできるだけ軽くするような生活を心がけることです。


 

 

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