関節痛は膝だけじゃない、中年に多い肘の痛みの原因と対策!

関節痛は膝だけじゃない、中年に多い肘の痛みの原因と対策!

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肘が痛む原因とは

関節痛と言えば膝というほど中年以降の女性に多いのが膝関節痛ですが、あま
り知られていないけれど中年以降の男性にも意外に多いのが「肘関節痛」です。

肘関節痛は医学的には「上腕骨外側上顆炎」というのですが、通称はテニス肘
と呼ばれ、文字通りテニスプレーヤーがラケットを握りボールを打つという動
きによってかかりやすい病気とされています。

しかし、実際はテニス以外の原因でもボウリングのように片手で重い物を何度
も持ち上げたり、腕を回したりするような作業や、日常的にもアイロンを当て
たり、フライパンを振ったり、雑巾を絞ったりといった具合に腕をよく使う人
に多く発症すると言われています。

      

こちらも膝と同じく女性の方が多いのですが、男性にも結構多いのが特徴です。

上腕骨外側上顆というのは、指や手首を伸ばす筋肉が腱となって上腕骨とくっ
ついている場所で、そこが炎症を起こしている状態ですが、実は運動選手のよ
うに過酷な動きを継続しているような人は別として、一般的にはこの炎症より
肘関節の外側にある関節包の炎症や、末梢神経を締め付けることが原因で痛み
が起こっていることが多く、これは膝の場合と同じで骨を支える筋肉量の減少
や関節包内の関節液の減少など、いわゆる関節の老化ということです。

実際に、肘関節痛を発症する年代は30代~50代が多く、欧米では本当にテ
ニスプレイヤーに半数近くの人が発症していますが、日本ではその比率は10
%程度と低く、むしろ関節の老化や筋肉量の減少などの一般的な関節痛の1つ
という色合いが濃いようです。

肘が痛む時の対策

肘に痛みが出ると、同時に痛みのある部分が熱っぽくなることがあります。こ
のような時には冷やすと痛みが軽くなりますが、痛みが慢性的に数カ月に及ぶ
ような時は、冷やすより温める方が痛みをやわらげる効果があります。

そのようにして、痛みを軽減しながら筋力強化のトレーニングを始めることに
なりますが、トレーニングは慢性期になってからで、痛み始めてすぐの頃は腕
を動かすことが痛みにつながりますので、この時期や痛みが出ているときはト
レーニングは控えるようにしましょう。

         

現代人の特徴として、どこかが痛むとすぐ薬という発想が多いのですが、関節
痛では、せいぜい「痛み止め」や「貼り薬」ぐらいしかなく、それも初期の頃
にはある程度効果はありますが、数カ月もすればその効果もなくなってしまい
ますので、むしろ物理学的な療法と不足する成分の補給を心がける方が有効な
手段と考えられています。

また、薬がダメなら鍼治療といった具合に、何とか楽に治したいという気持ち
もわかりますが、ハリ治療の効果は24時間程度と言われていますので、それ
で完治するなんてことは期待しない方が無難です。

肘にしても膝にしても、そもそも老化が原因となる病気は、加齢によって失わ
れたり減少しているものを補給したり、強化したりすることが症状を改善する
重要なポイントです。

なので、運動不足で減った筋肉量を増やすためのトレーニングをしたり、加齢
によって失われた関節成分を補充する、といった基本的なことをスルーして、
痛み止めや鍼治療だけで完治することは絶対ありません。

ところで、肘の筋肉トレーニングというのはあまり馴染みがない人も多いと思
いますので、簡単で効果的なトレーニング方法をご紹介します。

          

車のハンドルを握る要領でしっかりこぶしを握ります。次にに握ったこぶしを
真下に向け、そのまま手首を下に曲げ(まねき猫の手首と同じ)10秒ほどそ
のまま停止するポーズを5セットくり返します。

次に、同じ要領で手首の関節が体の側面に(ウエストと手の甲側が向かい合う)
くるように、ちょうど恋人と腕を組む感じですが、手の甲が体の方を向いてい
る感じで、手首はまねき猫と同じスタイルで10秒停止を5回くり返します。

最初は決して無理をしないように、例え1回からでもいいので、できる範囲で
始めるようにして下さい。

また、関節痛には従来のグルコサミンやヒアルロン酸より「プロテオグリカン
が主流になっていますので、何かを考えておられるなら参考にして下さい。

プロテオグリカンラクト

 

 

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