外反母趾の症状と自分でできる予防・改善・対処法

外反母趾の症状と自分でできる予防・改善・対処法

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   外反母趾の原因と症状   

外反母趾とはどういうものかと言うと、足の親指の付け根の骨が変形して飛び出すことで
親指が内側に向かって「くの字」型に曲がってしまう状態です。曲がった親指が隣の指と
重なってしまったり、親指の付け根の変形した骨が靴に当たって痛みが生じたりして最悪
歩行すら困難になる症状のことを言います。

           

最初のうちは、少し曲がっているように思えるものの痛みらしいものもないので、ついつ
い放置してしまいますが、やがて曲がりがもう少し大きく(20度以上)なると痛みが生
じるようになります。ここまでくると回復は難しくなりますので、指の異常に気付いたら
できるだけ早めに対策を考えなければなりません。

特に中高年の女性の約半数は外反母趾とも言われるように、女性に圧倒的に多いのが特徴
で、その原因はハイヒールなどつま先の細い靴を履くことで、親指の付け根から先に力が
かかり変形しやすくなります。更に筋力の低下、体重の増加、内股歩行など女性には外反
母趾になりやすい要因がたくさんあるのです。

もちろん女性に比べればその割合はかなり少ないですが、男性にも外反母趾は起こります。
その原因は「足の内部の筋肉が衰え母趾根の位置が保てなくなる」「偏平足化がすすむ」
「靴を履くことで指が浮く(浮き指)」「片足に荷重がかかる歩き方をする」などです。

更に、先天的に「偏平足」である場合、親指(母指)が第2脂(人差し指)より長い場合
(俗にエジプト型)、母趾の付け根の関節が丸い場合、関節リウマチなどの基礎疾患があ
る場合も外反母趾になりやすい傾向にありますので、自覚している人はより注意が必要に
なります。

◆大山式歩行矯正サポーター◆          

   外反母趾の予防と改善法   

外反母趾かなと思ったら、まずは靴を見直しましょう。今履いている靴とは違うタイプに
なることは当然ですね。ポイントは「サイズ」「横幅」「かかとのフィット感」「つま先
の余裕」を満たす条件のものを選ぶことです。最近は外反母趾を矯正するサポーターもあ
りますので、そのようなグッズを使うのも良い方法です。

また、初期の段階では指の体操も有効です。指の付け根を片方の手で両サイドから絞り込
むように持ち、親指だけを外側に広げてストレッチしたり、幅の広いゴムを両足の親指に
引っかけ、かかとをくっつけてつま先を扇形に広げ、親指同士が引っ張りあう感じの運動
です。更によく知られているのがタオルの上に足を乗せ、足の指でタオルを自分の方に寄
せてくるタオル寄せ運動などがあります。

  

しかし、何と言っても「日頃から足の指を使って大きな歩幅でつま先をまっすぐ前に向け
て歩く」訓練をすることです。歩行矯正サポーターを使えばより効果的です。

同時に、靴を履く必要のないところでは、できるだけ「素足」や「サンダル」「下駄」な
ど鼻緒のついた履物を履くことで、関節や筋力の強化にも役立ちます。

ただ、外反母趾かどうかわからないという人は、足の裏を見てみると第2趾や小指の付け
根にタコができていることがよくあります。これは親指での蹴りができなくなる外反母趾
では他の指が親指の代わりをして蹴り返しをすることになるためです。

そして、あまり取り上げられることはありませんが、足の形も遺伝することが多いので、
親が外反母趾である場合は、特に早目の予防・対策をしておくに越したことはありません。

大山式ドクター

 

 

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