突然、足の親指に激痛!痛風の原因と予防・改善法

突然、足の親指に激痛!痛風の原因と予防・改善法

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   痛風の原因と症状   

風が吹いただけでも痛いという意味で「痛風」と呼ばれているのだそうですが、多くの人
が経験するのが、暴飲暴食の翌朝に、足の親指のつけ根が赤く腫れて痛むという症状だと
思います。もちろん、他にも足の関節、足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節、手の関節
などにも激痛が走ることがあります。

            

なぜ、そうなるのかと言うと、特に暴飲暴食と限った訳でもありませんが、食事内容によ
って、血液中の尿酸値が高くなって(高尿酸血症)飽和溶解度を超えると、尿酸塩結晶と
いう物質になり、関節や腎臓に析出されます。その結晶を白血球が取り除こうとするとき
に起こる痛みが痛風とよばれる発作性の痛みです。

一般的に痛風による激痛は、関節に尿酸結晶が生じたときで、日常生活にも支障をきたす
ほどの激痛を経験しますが、何度か経験しているうちに、発作の前兆を感じる人も多いと
言われています。

高尿酸血症の原因はさまざまですが、腎臓機能の低下、暴飲、暴食の他、肥満や激し過ぎ
る運動、降圧剤など、生活習慣病と重なるところも多く、合併していることも少なくあり
ません。

痛風は痛み以外に問題がないのかと言えば、昔は痛風が原因の腎不全で亡くなる人が50
%以上も占めていましたが、今では、早期治療が普通になったため、痛風腎による腎不全
で亡くなる人は10%以下に減っています。

だからと言って安心していてはいけません。痛風の発作は一時的なものですが、高尿酸血
症は放置して自然に治るものでもありません。少しずつ尿酸塩結晶が形成され、関節はも
ちろん、皮膚の下にも沈着するようになります。

これが痛風結節と呼ばれるもので、痛みが生じる訳ではありませんが、関節が変形したり
骨の破壊につながったりして深刻な事態が生じます。痛風経験者で、手足の関節や耳たぶ
など体温の低い場所に「こぶ」のようなものが見つかったら要注意です。

一般的に、痛風は男性に多く発症しますが、それは女性ホルモンには尿酸を排出する働き
があるためで、閉経後の女性は男性と同じように痛風になる確率が高くなります。

   痛風の予防と改善法   

痛風の発作が始まってしまったら、消炎鎮痛剤でまずは痛みが治まるのを待ちます。痛み
が治まったら、尿酸値をコントロールする薬を服用することになります。病院でも指示が
あると思いますが、この投薬期間は結構長いので、発作が起こらないからと勝手な判断で
中断すると、また初めからやり直しというケースも非常に多いので、ぜひ指示に従うよう
にして下さい。

それとは別に、予防も兼ねて生活習慣の見直しが必要です。過剰な食事や飲酒を控えるこ
とは健康上からも必要なことですが、特に肥満になるような食事傾向にある人は、しっか
り見直す必要があります。

             

少し前には、プリン体を含む食品は良くないと言われていたこともありましたが、もちろ
ん無視して良いという訳でもありませんが、それよりバランスの良い食事を過剰にならな
いように摂ることが大切と言われています。

また、体が脱水状態になると血中の尿酸値が上がるため、特に夏場はこまめに水分を補給
する必要があります。夏といえばビールの季節ですが、アルコールは代謝時に尿酸の生成
を促進し、排出能力を低下させてしまいますので、厳禁ということでもありませんが、不
用意に飲まないことです。

一方で、コーヒーは尿酸値を下げる効果があるポリフェノールが多く含まれているため、
積極的に摂っても問題なく、適量(グラス2杯程度?)であればワインも同じ理由で尿酸
値上昇の抑制に役立ちます。

それから、何か痛風に良いサプリメントなどを検討するという人は、昔から痛風や生活習
慣病に定評のあるのが白井田七人参ですので、ここは外さないようにして下さい。

つまり、痛風は、たまたま尿酸値という数値に現れたというだけで、基本はバランスの良
い食生活、適度な運動など、生活習慣の改善による肥満予防が主な対策ということになり
ます。


 

 

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