加齢による膝の痛みの改善は運動で肥満解消をめざすことから

加齢による膝の痛みの改善は運動で肥満解消をめざすことから

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.加齢と膝の痛みの関係

50代以降になると、膝に痛みを訴える人が増えてきます。朝起きたときに膝を動かすと
痛い、階段の上り下りで膝が痛む、椅子から立ち上がったり、歩き始めると膝が痛むとい
った症状を経験した人も多いかも知れません。

立つ、座る、歩くといった日常生活の動作で、膝は重要な役目をしているため、ある程度
の年齢になると老化現象の現れやすいところかも知れませんが、さまざまな身体的な不調
でも「加齢による」と言われるものは、ほぼ老化現象によるものです。

              

膝の関節が痛む(変形性膝関節症)の最大の原因は加齢と言われていますので、それはま
ちがいなく老化現象の1つということになります。一般的に言われているのが、加齢によ
り膝関節にある柔らかい骨(軟骨)が減ってしまって、骨と骨がこすれ合うようになって
膝に炎症や痛みが生じるようになるというものです。

もちろん、また違った説を唱える人もいますが、いずれにしても加齢による老化現象は、
完全に治ることはありませんので、症状を和らげながら、老化を食い止めるということを
中心に考える必要があります。

膝の老化を食い止める方法は、膝への負担を減らすことです。そこで、まずは現在の関節
の老化具合を漠然と理解しておきましょう。

立ち上がるとき、歩き始めるときなどに、膝が痛んだり、こわばったりするというレベル
なら「軽症」の範囲ですので、しっかりと対処すれば十分改善される見込みがあります。

正座が難しい、膝に水がたまる、階段の上り下りで膝が痛むという症状が出ている場合は
「中等度」に入りますので、セルフケアとしては最終段階と捉えて真剣に取り組む必要が
あります。

じっとしていても痛む、膝の曲げ伸ばしも難しい、歩くと膝が横に揺れる、歩行困難とい
うところまで進んでいる人は「重度」ですので、まずは病院で診察を受けることから始め
るようにしましょう。基本は整形外科です。

2.膝関節の症状の改善法

加齢による変形性膝関節症の場合は、加齢により膝周辺の筋肉が衰えたり、関節の軟骨が
すり減ったりすることで、膝に炎症が起き、痛みが生じるというのが一般的な見方です。

なので、膝の痛みを予防したり、和らげたりするには、膝周辺の筋肉を強化して膝への負
担を軽減することです。方法としては、無理なく簡単に始められるウォーキングなどの軽
い運動がおすすめです。また、歩く姿勢の悪さも膝に負担をかけることになりますので、
足指パッドを使って姿勢も同時に矯正すると効果的です。

              

肥満傾向にある人は、それだけでも膝への負担が大きいですので、できるだけ体重を減ら
す努力をしましょう。体重が1kg増えると、膝への負担は3kg増えると言われていま
すので、膝に不安がある人は早急に肥満解消をめざしましょう。

日常生活でも、布団よりベッド、和式より様式トイレ、正座より椅子といった選択で膝へ
の負担が減ると言われています。日本人に膝関節痛が多いのは生活スタイルも関係してい
るのかも知れませんね。

また、以前は膝の痛みにコンドロイチンやグルコサミンが良いとされていたので、その種
のものを試された人も多いかも知れませんが、現在は軟骨成分であるプロテオグリカン
のものがイチオシとなっていますので、これから補給してみようと思う人はこちらを選ぶ
ようにして下さい。

まだ元気で、膝や健康のためにスポーツを始めてみようとする人は、決して無理をしない
ように、始めるまえの十分なウオーミングアップや終了後のアイシングなども取り入れる
ようにしてみて下さい。


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク