元気な高齢者にもある体のふらつき・めまいの原因と改善法

元気な高齢者にもある体のふらつき・めまいの原因と改善法

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1.高齢者のふらつきの原因

高齢者と言っても、60代の人の多くは、まだまだ現役を自覚していて、実際に元気に活
動されています。ただ、それでも、どこも悪くないのに、ふとしたときに体がふらつくと
か、めまいがするといった経験をする人も増えてきます。

このどこも悪くないというのが、かえって不安のタネになるのですが、年齢が若いほどそ
の不安も大きいかも知れません。どこも悪くないという意味は、体がふらつく原因になる
ような病気がないということで、そちらを重視してしまう傾向にありますが、私たちの体
は60年も使っていれば、それなりに老化してきます。

実は、この体の老化がふらつきやめまいの原因になるのです。私たちの体が普通と感じる
ときは平衡感覚が保たれているということです。その平衡感覚とは、視覚・聴力・感覚の
3つの情報で成り立っています。つまり、目から入ってくる情報・耳で感知する動きの情
報・足の裏で感じる情報などが、小脳で統合され、動きを制御することで体のバランスが
保たれているのです。

             

高齢になると、目の老化により、老眼や白内障などが普通に現れてきます。耳も遠くなり
ますし、手足の感覚も鈍くなります。どれか1つが調子を崩してしまうと、体のバランス
も崩れ、平衡感覚も乱れてしまいます。これがどこもわるくないと思われている「めまい」
の正体です。なかでも、もっとも多いのが耳からの情報に問題が生じて起こる良性発作性
めまいと言われていますが、そこまでハッキリとしていなくても、歩いているとフラッと
くるような経験をすることが多くなります。

まぁ、単なる老化現象と考えれば、心の不安はかなり解消できるかも知れませんが、それ
とは別に、ふらついたりめまいで外出するのが怖くなったり、転倒して骨折したりすると、
その後の生活に大きな障害になります。

2.高齢者のふらつき改善法

視力や聴力、皮膚の感覚など、高齢になるほど低下していきますので、どんなに頑張って
も若い人と同じようにはなりません。なので、加齢とともに活動範囲もある程度は狭くな
ることは自覚する必要があります。

とは言っても、できれば、ふらつきやめまいとはあまり縁がない方が良いにきまっていま
す。ハッキリと耳の機能に問題が出ているような場合は、まずは耳鼻咽喉科で診察を受け
ることをおすすめしますが、特別に問題がない場合は、平衡感覚を鍛えることで、平行機
能の維持や改善につながります。

そのもっとも簡単な方法は、無理のない有酸素運動や筋力トレーニングです。軽く汗をか
く程度の運動を毎日続けることです。その条件を満たすのが歩くことですが、運動をする
のも怖いというような場合は、自宅でもできるルームウォーカーという道具もありますの
で、それを活用しましょう。

           

他にも、いろいろな訓練方法がありますが、何か1つと言われれば、それは「歩く」こと
です。なので、余裕ができて他にもやりたいと思うようになるまでは、あれこれ考えるよ
り、まずは歩くことだけを実践してみましょう。

そして、もうよく知られている割に、意外に実行されていないのが、規則正しい生活、バ
ランスの良い食事などの基本的な生活スタイルです。若い頃と比べてはいけません。現状
に則した生活を心掛けるようにすることが大切です。つまり、若いときのような無理がき
かないということを認めることで、それを前提にしたライフスタイルができてくるのです。


 

 

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