老化の原因「糖化」予防は血糖値管理・糖尿病患者は要注意

老化の原因「糖化」予防は血糖値管理・糖尿病患者は要注意

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糖化と糖尿病

最近よく話題になる老化の原因「糖化」とは、体内の余分な糖質がタンパク質などと結び
ついて細胞などを劣化させ、美容面や健康面に良くない影響を与える現象を言います。

いわゆる「体のコゲ」とも呼ばれる糖化は、糖分とタンパク質や脂質と結びつくと、体温
老化促進物質AGE(糖化最終生成物)を作り出してしまうと言われています。

もちろん体内でのことは普通は分かりませんが、ホットケーキやクッキーを作るときにそ
れと同じことを見ることができます。つまり、砂糖と牛乳や卵などのタンパク質とが結び
ついたものを焼くと美味しそうな焦げ目が付きますが、それと同じようなことが体内で起
こっていているのです。

ところが、体内で糖化が起こると、美味しいとか良い香りとかいったことではなく、コラ
ーゲン繊維が破壊されて肌のハリや弾力がなくなったり、血管や内蔵組織の細胞に影響を
与えるようになると、さまざまな病気を引き起こす原因にもなるのです。これが「糖化」
老化や病気の原因になると言われる理由です。

         

更に、近年の研究では、アルツハイマー病との関連も報告されていて、アルツハイマー病
患者の脳には、通常の3倍ものAGEが蓄積されていたということも知られています。

では、糖化を防ぐにはどうすればいいのかということですが、食後の血糖値が普通より高
い状態を避けること
です。血糖値は糖尿病検査などでは「空腹時血糖値」や「ヘモグロビ
ンA1c」による2カ月の平均値を見て、基準値以内なら正常ということになりますが、
糖化は例えそれらが正常の範囲内であっても、食後の血糖値が200を超えるような場合
は進行する
ことになるのです。

健常者の場合は、血糖値が140mg/dL 位まで上昇すると、インスリンが分泌されて血
糖値が下がるため、皮下脂肪や内臓脂肪は増えますが、200を超えるようなことはあり
ません。つまり、その範囲まで上昇すること自体、すでに体内では糖尿病を患っている可
能性が高いということになるのです。

それは、同時に糖尿病の3大合併症と言われる「網膜症」「腎症」「神経障害」にも直結
していることを意味していますので、将来的に失明・人工透析・足切断などを回避するた
めにも十分な糖質管理が必要です。

糖化の予防とは

まずは糖質の摂取を控えることです。と言っても、糖質を摂るなということではなく、
盛や食べ放題
などといったものを出来るだけ控えるということです。また食物繊維が豊富
な物を多く食べたり、AGEを下げる効果があると言われている緑茶なども一緒に摂るな
ど工夫することです。そして、和食の懐石料理に出てくる順番に食べるということもよく
言われることですが、要はご飯やパン類、麺類などの炭水化物(糖質)を最後に食べるよ
うにすることが良いということです。その理由は、血糖値を上げるのは炭水化物だけだか
らで、食物繊維などを先に摂取することで糖質の吸収が抑えられることになるためです。

             

更に、血糖値が最も高くなるのが食後1時間ぐらいと言われていますので、ウオーキング
や有酸素運動をとり入れるなら、この時間帯が効果的ということになります。

他にも、喫煙、アルコールの過剰摂取、睡眠不足、などの生活習慣とも深くかかわってい
ますので、これらの糖化リスクを下げる努力をしながら、基礎代謝を上げるための運動
したり、抗糖化物質を摂取して血糖値を管理する習慣をつけることです。





 

 

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