寝たきり予防はロコモ予防から→運動習慣・食生活の見直し

寝たきり予防はロコモ予防から→運動習慣・食生活の見直し

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1.ロコモティブシンドロームとは

最近よく耳にするロコモ(ロコモティブシンドローム)とは、病気ではありませんが、加
齢により筋力の低下、関節・脊椎などの病気が原因で運動機能が低下して、立ったり歩い
たりといった移動が困難になる状態のことを言います。

移動機能が低下するということは、一人で行動することが難しくなるということですので、
必然的に「要介護」「寝たきり」といった状態に移行してしまうことになります。

              

ロコモの代表的な症状としては、家の中でつまづくことが多くなる、青信号内で横断歩道
を渡り切れない、一人で階段を上れない、15分以上連続して歩けないといったことがあ
ります。すでに思い当たるところがある人は、今から心を入れ替えて、真剣に対策を考え
ることをおすすめします。

原因としては、加齢による筋力の低下、関節・骨(骨粗しょう症)・椎間板・軟骨などの
病気、栄養状態、生活習慣などがあります。症状としては、筋力やバランス能力の低下、
関節の可動域の低下、立つ・歩くなど日常動作の低下、関節や筋肉の痛みなど多岐にわた
りますが、間接的には、移動機能が低下することで身体の活動量も低下しますので、肥満
や生活習慣病、認知機能の低下なども起こりやすくなると言われています。

また、最近「歩く速度が遅くなってきた」と感じる人は、すでにロコモが始まっている可
能性がありますので、とりあえずは下半身を中心に鍛えるという意識を持つことです。

2.ロコモティブシンドローム予防

ロコモティブシンドロームの予防・改善には、まずは「栄養バランスのとれた食事」と「
下半身を鍛える運動」です。どちらも簡単そうで、意外に難しいのですが、特に自分では
思うようにならないバランスの良い食事に関しては、最初はサプリメントなどでも良いの
かなと思います。また下半身を鍛えるのも、あれこれ中途半端にやるより、どこででもで
きるスクワットだけでも習慣化するようにしましょう。

スクワットは、足を肩幅より少し広めに開いて、つま先を約60度開きます。次に、膝が
つま先より前に出ないように膝を曲げながらお尻を後ろに引くように体を沈めます。深呼
吸をするようなペースで5回程度繰り返しを1日に3セットほど行うようにします。

         

すでに足腰に自信のない人は、最初は椅子に座った状態から、立ち上がったり座ったりす
るような感じでもかまいません。自分に合った方法で、今よりは少しずつでも筋力が付く
ことを目標にしましょう。

そして、できるだけ歩くことを心がけましょう。と言えば、すぐにウォーキングやジョギ
ングの勉強をする人がいますが、そんなことより、まずは「実際に歩くこと」です。もち
ろん正しい方法で歩けばメリットも多いかも知れませんが、どんな歩き方でも「今より筋
力が強化されれば良い」訳で、歩けば今より筋力が低下するようなことは絶対ありません。

少し前になりますが、平成25年度の介護実績で見ると、要介護では運動器障害によるも
のが36%、要支援では約50%で、一番多いということがすでにデータ化されています
ので、1日も早くロコモ対策を始めるようにしましょう。


 

 

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