不眠症とは睡眠時間より昼間に出る体調不良を基本に考える

不眠症とは睡眠時間より昼間に出る体調不良を基本に考える

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1.不眠症の症状とは

心配事や興奮することがあると、眠ろうとしてもなかなか眠れないという不眠経験はほと
んどの人にあると思いますが、普通は数日もすれば元通りに眠れるようになります。しか
し、不眠症とはそのような不眠状態が改善せず長期間にわたって続き、昼間に倦怠感・集
中力低下・頭痛・めまい・食欲不振などの心身の不調も自覚されるような場合のことをい
います。一般的に、そのような状態の日が週に3回以上あり、3カ月以上続く場合を慢性
不眠症、3カ月未満の場合を短期不眠症と呼んでいます。

             

日本人の平均睡眠時間は7時間とか言われていますが、睡眠時間そのものは個人差があり
ますので、例え4時間の睡眠であっても、昼間に不調がでなければ不眠症ではありません。

不眠症のタイプとしては、寝つきが悪い(入眠障害)、眠りが浅く途中で目が覚める(中
途覚醒)、早朝に目が覚めてその後眠れない(早朝覚醒)などがあります。日本人の成人
の場合は約4割の人に何らかの不眠症状があると言われていて、女性・高齢者に多いと言
われています。

不眠の原因とされているのが、ストレス・体の病気・心の病気・薬や刺激物・生活リズム
の乱れ・寝室の温度や光などの環境といったものの他にも、睡眠時無呼吸症候群やむずむ
ず脚症候群など、睡眠に伴う呼吸・四肢の異常運動による不眠もあります。

不眠症としては、なかなか寝付けないという「入眠障害」の悩みがもっとも多く、「中途
覚醒」や「早朝覚醒」は高齢者に多い症状と言われています。

2.不眠症の改善には

不眠の原因がわかっている場合は、まずはそれを取り除くことです。そして、一般的には
平日・休日に関係なく就寝・起床の時刻を一定にする習慣をつけることです。ただし、睡
眠時間については、〇時間とか具体的な数字を推奨する人もいますが、個人差があります
ので、自分に適当(昼間に体調不良が起きない)と思われる時間で問題ありません。

また、昔から「早寝早起き」という言葉がありますが、実は「早起き」する習慣をつける
と自然に「早寝」をするようになりますので試してみて下さい。

             

中途覚醒で悩んでいる人は、適度な運動をするようにしましょう。身体の負担にならない
ようなウォーキングなどの有酸素運動が効果的と言われています。軽く汗ばむような運動
によるほどよい肉体疲労は、心地よい眠りにつながると言われていますし、ストレスの解
消にもなりますのでぜひ継続してみて下さい。

快眠のための環境としておすすめは、室温20℃前後、湿度50~60%と言われていま
すので、できる範囲で快眠に近づけるような環境を作ることも大切です。

不眠症が慢性化する背景に「不眠恐怖」というものがあります。今夜も眠れないのではな
いかと不安になり、早く眠らなければと焦るほど目が冴えてしまうというもので、不眠症
を自覚している人の共通の不安と言われています。

そのような不安に陥ったときは、「眠くなるまで寝ない」と開き直ってベッドから出てみ
るというのも1つの方法ですし、不眠に効果的と言われる漢方薬などを飲んで「もうすぐ
眠くなるはず」といった暗示にかけてみるのも有効な方法です。実際に神経の高ぶりを鎮
め熟睡できるように働きかける成分でできている漢方の医薬品ですので、暗示だけではな
く高価も十分に期待できます。


 

 

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