高齢者に心配な免疫系の老化とウイルス感染症対策

高齢者に心配な免疫系の老化とウイルス感染症対策

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   免疫系の老化とは   

菌やウイルスなどの外敵から体を守ろうとする「生体防御機能」のことを「免疫」という
のですが、その種類は2つあって、もともと生まれながらに持っているものを「自然免疫」
と言い、病気の原因になるもの(抗原)を体内に取り込むことで獲得していくものを「獲
得免疫」と言います。

自然免疫とは「白血球」などが体内に侵入してきた病原菌・ウイルス・異物などを攻撃す
る仕組みですが、それだけでは対応できない場合に、感染した病原体を記憶することで、
次回、同じ病原体に出会ったときに対応して排除する仕組みが獲得免疫で、適応免疫とも
呼ばれています。

       

この獲得免疫を応用したのが予防接種で、抗原物質(ワクチン)をあらかじめ投与(接種)
することで、接種した病原体の感染による発病・障害・死亡を緩和することができるとい
うコスパの高い予防医学です。同じようなシステムで起こるのが花粉症などのアレルギー
反応と呼ばれるものですが、これも免疫反応が原因で現れる症状です。

今、もっとも関心の高いのがコロナウイルスだろうと思いますが、死亡する人が高齢者に
多いと言われていますね。これは免疫機能も、視力・聴力・体力などと同じように、年齢
とともに衰えていくためです。つまり、病気に感染すると回復しにくいだけでなく、抗生
物質なども効きにくくなるということなのです。

じゃぁ、仕方ないじゃん?と思われるかも知れませんが、免疫機能をしっかり理解するこ
とで、若い頃よりは低下することは仕方ないとしても、「高齢だから」という表現に該当
しないレベルの免疫機能を保つことも可能なのです。

   免疫機能を保つ方法   

2つある免疫機能のうち、加齢により低下するのは「獲得免疫系」であると言われていて、
高齢というより、40代でもピーク時(20代頃)に比べて半減しているという説もあり
ます。つまり、免疫能力を低下させるのは年齢だけではないということです。

年齢とともに骨髄や胸腺が萎縮して機能低下するため免疫力が低下していくのが、加齢に
よる免疫能力の低下ですが、それ以外にも「ストレス」や「生活環境」も大きな要因にな
るとされていて、免疫機能の老化を予防するヒントはそのあたりにあるようです。

と言っても、マクロファージや樹状細胞といった食細胞の説明をしても、話がよけいに難
しくなるだけですので、免疫機能の老化予防と活性化させるにはどうしたら良いのかとい
うことを中心にしたいと思います。

まずは、ストレスを溜めないことです。これは体調管理では必ず出てくる問題ですが、現
代社会で生きることそのものがストレスのようなところもあり難しいテーマですが、でき
る限りストレスを解消する方法を見つけておくことで、その後の人生に大きく違いが出て
きます。ちなみに、高齢者のストレスのトップが「自分の健康状態の不安」なのだそうで
すが、まさに免疫能力の低下を心配することで免疫機能を低下させている見本ですね。

それ以外で気を付けることは、「腹八分目(食べ過ぎない)」「適度な運動」「ビタミン
の摂取」です。ビタミンは特にビタミンEやビタミンCを効率よく摂るように心掛けるよ
うにしましょう。

       

と言うと、それができないからストレスになるという人もいるかも知れませんが、まとめ
て面倒を見てくれるような薬草もありますので参考にして下さい。このセンシンレンとい
う薬草は古くから漢方薬として、インドや中国をはじめ沖縄でも重宝がられていると言い
ますから、少なくとも高齢者の健康不安のストレスを解消してくれる助けにはなるかも知
れませんね。



 

 

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