目の前に浮遊物が見える飛蚊症は近視と加齢で起きやすい!

目の前に浮遊物が見える飛蚊症は近視と加齢で起きやすい!

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飛蚊症の原因と症状

飛蚊症は文字で見ると分かりやすいですね。目の前を「蚊が飛んでいるような症状」のこ
とを言います。ただ、飛蚊症の場合は、この蚊が飛ぶような「浮遊物」は、まばたきをし
ても視線を移動させても一緒に移動してずっと消えることはありません。そして明るい場
所ではよりハッキリと見えるのが特徴です。

どうして飛蚊症になるのかと言えば、その原因はズバリ「目の老化」です。つまり、目の
中の水晶体と網膜の間にあるゼリー状の組織である硝子体(しょうしたい)という部分が
加齢により濁りを生じ、目に光が入ったときその濁りの影が見えている状態です。

また、飛蚊症の原因として最も多いとされているのが、硝子体剥離という近視と老化によ
る現象です。眼球は健康な状態なら丸いものですが、近視の人の眼球は楕円形になってい
ます。ゼリー状の硝子体は老化で収縮し網膜と離れてしまうことを硝子体剥離といい、そ
の剥離した部分が混濁して影に見えることで飛蚊症になりますが、特に近視眼の人が老化
すると起こりやすくなると言われています。この場合、普通は1つの輪のようなものが見
え、やがて小さな黒い点が増え、少しずつ移動しながら、やがて気にならなくなることも
多いと言われる症状です。

        

ときどき、黒い「糸くず」のようなものが見えることもありますが、これは硝子体の繊維
の束がほつれたり切れたりした部分に光が当たり、網膜に映し出されたものです。

いずれにしても、老化現象の1つですので、それほど気にするようなことでもなく、次第
に慣れて気にならなくなってしまうものでもありますが、浮遊物が急に増えた、視野が狭
くなった、影が濃くなった
などの症状が見られる場合は、網膜剥離や眼底出血という目の
病気と関係していることもありますので、眼科医で診断を受けることが必要です。

飛蚊症の治療と予防

60歳以上の高齢者の約3割が飛蚊症というと、安心したでしょうか、不安になったでし
ょうか?高齢者にはそれほど珍しくない症状ととらえれば、あまり心配する必要もないと
いうことになりますが、それでも目の前にチラつく浮遊物が気になるという人もいます。

飛蚊症の治療としては、レーザー治療法があり、レーザーで濁っている部分を拡散して症
状を軽くするというものです。しかし、完全になくなるというものでもなく、保険適用外
ということでもあり、あとは自身の判断ということになります。

              

そこで、飛蚊症対策で大切なことは、若いうちから予防するということです。特に近年は
仕事でパソコンは必須になりつつありますし、スマホとともに生活しているようなところ
がある人は常に目を酷使していますので、今後は約3割の高齢者という数字が5割になっ
ても不思議ではありませんし、高齢者に限らずもっと若い世代に発症することも十分考え
られます。

現在、飛蚊症治療として研究段階ですがルテインを用いる方法が注目されています。もち
ろん飛蚊症に限らず目の健康にルテインが良いということはご存知の人も多いと思います
が、少なくとも目の老化を遅らせるために役立つことは疑いの余地はありません。

体も目も60代以降は急速に老化が進みますので、その前に予防することが最善の方法で、
特にスマホ世代の人は、目が疲れやすくなったと感じたら、もうすでに老化がはじまって
いると考えても間違いではありません。


 

 

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