高齢者の寝たきり予防は早めの骨密度・筋力アップから

高齢者の寝たきり予防は早めの骨密度・筋力アップから

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.高齢者の寝たきりの原因

自力での日常生活が困難で、1日中ベッドで過ごし、着替え、食事、排泄などに介助を必
要とする状態を「寝たきり」と表現していますが、その代表的な原因やきっかけとされる
のが、衰弱・骨折(転倒)・脳卒中・認知症と言われています。

             

いずれも予防するのは難しいですが、加齢による筋力や心肺機能の低下などによる衰弱を
予防することから始めるのが理にかなっているかも知れません。

高齢になると、骨粗しょう症などで全身の骨が弱くなっていることもありますが、転倒・
骨折に至る直接の原因になっているのが、加齢による筋力低下や関節症などの身体機能の
低下によることが多いのです。また、筋力などの身体機能の低下は社会性の低下にもつな
がり、人との交流が減少したり、心理的な衰えが生じて認知機能の低下にも関係している
ことがよくあります。

さらに、身体機能(運動機能)の低下は、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの病気とも無
関係ではなく、血管の老化や血栓による脳卒中を引き起こす要因にもなります。

個人差もありますので一概には言えませんが、高齢者が寝たきりになる原因のすべてに深
く関わっているのが運動能力(筋力)の低下ということになります。なので、まずは筋力
の強化をめざすことが寝たきり予防の最初に取り組む課題なのかなと思います。女性の場
合いは、同時に骨密度を高め骨粗しょう症対策も必要かも知れません。

2.高齢者の寝たきり予防法

加齢による「筋力低下」や「心肺機能の低下」は、それぞれに違いがありますが、まだそ
れほど衰弱していないと思える場合は、ウォーキングなど、一般的に適度な運動と言われ
るような継続して行う運動をして下さい。かなり筋力や心配機能が低下していると思う人
や、運動が苦手という人は、できるだけ身体を動かすことから始めてみましょう。できれ
ばストレッチや体操なども組み込むと効果的です。

             

次は食事ですが、栄養バランスを考えることは大切ですが、筋肉の材料になるタンパク質
アミノ酸や骨に必要なカルシウム、ビタミンDなどを特に意識するようにしましょう。

高齢になってからでは、寝たきり予防といっても、運動機能・心肺機能の低下を少しでも
遅らせるという程度のことしかできないと思いますので、本当に寝たきりを予防したいな
ら、もっと早めにスタートする必要があります。女性なら更年期を境に始めてみると骨粗
しょう症予防にもなりますので、50歳ぐらいを目安に寝たきり予防を開始すると良いか
も知れません。

男性も中年以降には生活習慣病の予防をすることで、脳卒中や寝たきり予防の第一歩とす
ることをおすすめします。個人的には「中年太り」が気になりだしたら、それ以上肥満に
ならないように心がけることが、結果的に寝たきり予防になるのかなと思います。


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク