糖尿病にならないために血糖値を正常に保つための基本的な心得!

糖尿病にならないために血糖値を正常に保つための基本的な心得!

《本ページはプロモーションが含まれています》

血糖値を測定する意味

血糖値が高いとか、糖尿病予備群とか、健康診断を受けるとさまざまな医学用語がしばら
くは飛び交いますが、中高年からの深刻なテーマの1つに糖尿病があります。もちろん中
高年に限ったことではありませんが、その年齢になると特に実感として深刻な響きを持っ
てきますね。

では、その糖尿病を判定する血糖値とは何かというと、血液中のブドウ糖の量のことを言
うのです。ブドウ糖は、私たちの体を動かすエネルギーで、血液を通して全身に届けられ
ているのですが、その血中のブドウ糖の量は「インスリン」と「グルカゴン」というホル
モンの作用で、常に一定の濃度を保たれて、生活活動に支障がでないように調整されてい
ます。

つまり、食後など血糖値が急上昇するようなときは膵臓からインスリンが分泌され、余剰
分は肝臓や脂肪細胞に蓄えられ、空腹時など血糖値が下がるとグルカゴンが分泌されて肝
臓に貯蔵されているグリコーゲンを分解して血液中に放出することで、血液中のブドウ糖
の量を一定に保っているのです。

ところが、何らかの理由でインスリンの効力が弱くなって、血液中のブドウ糖の量が正常
値に抑えられなくなり血液中のブドウ糖の量が常に多い状態になることを高血糖といい、
その度合いが一定のレベルを超えると糖尿病ということになります。そして、その意味す
るところは「体の血糖管理機能の異常を調べる検査結果」ということになります。

        

健康診断で測定される空腹時血糖値で100mmHg 以下なら正常値、それより高い場合
は、正常高値、境界域とそれぞれ違う呼び方で分類されていますが、正常値以外はほぼ血
糖機能に異常が現れていると考えるべきです。すなわち糖尿病の可能性が極めて高いと考
えた方が正しいのです。

では、血糖値が高いとどうなるのかと言うと、いわゆる血液ドロドロという状態で、血管
の中を砂糖水が流れているようなものなんですね。そして、この状態が続くと、やがて血
管が詰まったり、血管の弾力性が低下したりして血管が老化する動脈硬化という状態にな
ります。すると、ここから先はもうよくご存じの、細い血管では眼、腎臓、神経に障害が
出てきまたり、太い血管では脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こすリスクが増えることにな
るのです。

一方で、普通の生活をしている限りほとんど見られない症状ですが、血糖値が基準以下
場合はどうなるかと言えば、体を動かすエネルギーが不足する訳ですからめまいや意識消
失など
の状態を引き起こすことになりますが、糖尿病などの人が薬を使って血糖値を下げ
ているような場合でなければ、あまり心配するようなことでもありません。

血糖値を正常に保つ方法

日本人の糖尿病の9割以上は2型糖尿病と言われる後天的なものです。そして、その原因
は、肥満・食べ過ぎ・運動不足・ストレスなどの生活習慣がベースになっていますので、
生活習慣病と呼ばれているのです。なので、同じ生活習慣病である「高血圧症」や「脂質
異常症」なども、血糖値を正常に保つことができれば、同様にかなり改善できることにも
なります。逆に言えば、血糖値の高い人は血圧もコレステロール・中性脂肪値も高い場合
が多い
ということです。

では、生活習慣病全般に共通する血糖値を正常に保つ方法とはどうするのかと言うと、ま
ずは「運動」と「食事」です。ダラダラ説明する必要もないほど当たり前のことですが、
「腹八分目」「適度な運動」が中心です。

            

気を付けることは、野菜など食物繊維の多い物を摂り、必要以上に栄養素を摂らないこと
を心掛けることです。また、砂糖が大量に使われている菓子やジュースなどコンビニや自
販機などで売られているものはできるだけ控えるようにすることです。本気で頑張ろうと
思うなら血糖値に特化したサプリメントなどもおすすめします。

運動は、ウオーキングやジョギングなど軽い有酸素運動でかまいませんが、よくダイエッ
トなどで紹介されているような効果を狙うものではありません。運動を行うことで血糖の
調整機能を悪化させる肥満予防によるインスリン効率を高めること、糖を取り込んで血糖
値を下げる働きをする筋力の強化を目的にするものです。

そして、ストレスを溜めない、十分な睡眠をとることなど、もうすでにどこででも言われ
ていて、誰でも知っていることばかりですが、「何のためにやるか」という目的意識を持
って、まじめに取り組むことが血糖値はもちろん、生活習慣病全般の改善につながるので
す。ぜひ頑張ってみて下さい。結果は次回の健康診断で必ず現れます。

アラプラス糖ダウン

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク