高齢者の起床時の肩こり・頭痛の症状は首の状態を考えてみる

高齢者の起床時の肩こり・頭痛の症状は首の状態を考えてみる

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1.肩こりと首の関係

朝起きたときや、夜中に目が覚めたときに、肩がこっていたり、頭痛がするという高齢者
が少なくありません。その原因は、一種の老化現象とも言えますが、骨や筋肉・関節機能
が低下していることと関係しているかも知れません。

寝ているときに肩こり・頭痛が起きるという場合は、首の骨と骨の間にある軟骨組織(椎
間板)の老化によるケースが多いと言われています。骨と骨の間でクッションのような働
きをしている椎間板が老化すると、クッション性が失われて行きますので、肩や首の筋肉
に負担がかかりやすくなります。さらに、60代以降では椎間板の機能がほとんどなくな
ってしまうことも珍しくなく、骨どうしがぶつかりあって変形してしまう(変形性脊椎症)
ことが起こります。その変形が首である場合は「変形性頚椎症」、腰である場合は「変形
性腰椎症」と言います。また、比較的若い世代の人にも起こりやすいのが、椎間板に無理
がかかり過ぎたために、中身が飛び出してしまう「頚椎ヘルニア」ですが、実はこれも頚
椎の椎間板の老化現象の1つとも言われています。ちなみに、腰の椎間板に起こる症状は、
多くの人が経験している腰椎椎間板ヘルニア(ギックリ腰)です。

首の椎間板が老化すると、周囲の筋肉や骨に負担がかかり緊張することで肩こり・頭痛が
起こりやすくなるのです。特に、首の変化に気付かず、長年愛用の「枕」を使い続けてい
たりすると、知らないうちに頚椎症や頚椎ヘルニアになっていたりして、その結果、肩や
頭に症状が現れてくることになるのです。

2.就寝中の肩こり対策

老化現象という言葉の持つ意味は、完全には回復しないということですので、高齢になれ
ばある程度の肩こりや頭痛も仕方ないということになります。しかし、運動により筋肉を
鍛えたり、代謝を向上させたりすることで、正しい姿勢をキープすることができたり、骨
の変形を最小限にしたりすることは可能です。

まずは、長らく愛用の「枕」を見直してみましょう。首が老化しているときに、ふわふわ
感のある枕は首の負担を増やしてしまいます。適度にシッカリ感のある、首の負担が少な
いタイプの枕に変えてみましょう。

次に、デスクワークや姿勢の悪さなどで、もともと首への負担が多い人は、積極的に首の
ケアに取り組むことも大切です。私は枕を見直すときに、同時に首のケアもできるという
すぐれもののネックストレッチャー枕を見つけました。快適に眠れて、朝起きたときの首
の感じがまるで違うことに驚き、それ以後ずっと使っています。おすすめです。

そして、血行促進のための軽い運動(ウォーキングなど)やストレッチなど、できる範囲
で体を動かすようにしましょう。無理な運動は逆に体を傷めることになりますので、決し
て無理のないように、日常生活の中で出来るだけ体を動かすようにすることです。

例えば、椅子に座って「大きく伸びをする」「手をブラブラさせる」「ダンベルを持たな
いでダンベル運動をする」「背筋を伸ばして肩の上げ下げ運動をする」といったことを、
気が付いたときに行うという習慣をつけてみて下さい。数か月後にはかなり関節の可動域
が広くなっていることや肩こり・頭痛が減っていることに気付くはずです。





 

 

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