「老化対策」一覧

寝ているときに肩こり・頭痛が起きるという場合は、首の骨と骨の間にある軟骨組織（椎間板）の老化によるケースが多いと言われています。

加齢により心身が老い衰えるだけでなく、精神的にも脆弱になり、社会性も低下した状態で、要支援・要介護の一歩手前である状態のことをフレイルと言います。

活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能として働きますので、体にとって必要不可欠なものでもあるのですが、増えすぎると、逆に細胞を傷つけたり死滅させてしまいます。

コリン作動性神経から放出されるアセチルコリンが、加齢などにより神経が萎縮してしまうと、放出量が低下し、脳の血流も低下してしまいます。

何となく疲れが取れにくい、近くのものが見えにくくなったと感じるとき年齢（老化）を意識しますが、４０歳を過ぎた人なら現実の老化現象とも言えます。

活性酸素による体の酸化「体のサビ」とともに、老化を促進する要因として糖化「体のコゲ」があります。糖化とは、過剰な糖質が、体内のタンパク質などと結びついて細胞を劣化させることです。

老化とは、加齢により身体機能が低下することで、体の中では臓器や器官、外では肌や髪などが劣化していくことです。老化のサインはわかり難いのですが、比較的、実感しやすいのが肥満です。

高齢者で、風邪のように熱も咳もなく、花粉症のようなクシャミもなく、ただ水っぽい鼻水が流れるといった症状は、加齢性鼻炎と言われるもので、加齢により、鼻や喉の粘膜の機能が低下して起こる症状です。

生活状態は変わらないのに徐々に体重が増える、血圧、血糖、脂質が上昇する、肌の水分低下による肌質の変化、白髪や薄毛などの髪質の変化、目のピントが合いにくい（老眼）などの傾向にある人は、すでに体の処理能力が低下（老化）していると考えるべきです。

老化が進行する大きな原因とされているのが体の酸化（活性酸素によって起きる体のサビ）です。活性酸素が体内にできる要因は、排気ガスやタバコ、紫外線、ストレスなどさまざまですが、呼吸をしているだけでも活性酸素の原因になります。

空気中から取り込む酸素が、非常に強い酸化力を持つ活性酸素に変化するのは全体の約２％に過ぎず、その働きは、体内の免疫機能や細胞間の伝達物質として重要な役割を担っているので、本来は健康的な生命維持活動に必要なものでもあるのです。

老化とは加齢により体の内外で起きる身体機能の低下のことです。内側は分かりにくいですが、外側の肌や髪などの劣化は気がつきやすい老化現象です。他にも骨や関節、筋肉の減少・脂肪の増加、視力の低下、血圧の上昇などの症状が分かりやすい老化の始まりです。

健康寿命とは、介護や他人の助けを借りずに日常生活（起床・衣類の着脱・食事・入浴など）が自分でできて、１人で健康的な生活ができる期間のことを言います。脳の疾患をはじめとする病気、転倒、骨折、認知症、老衰などが健康寿命を短くする原因と言われています。