老化を促進する糖化が起きやすい人と予防法

老化を促進する糖化が起きやすい人と予防法

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1.糖化(体のコゲ)とは

活性酸素による体の酸化「体のサビ」とともに、老化を促進する要因として糖化「体のコ
ゲ」があります。糖化とは、食事などで摂取した過剰な糖質が、体内のタンパク質などと
結びついて細胞を劣化させることを言います。

糖がタンパク質や脂質と結びつくと、変性し、老化促進物質のAGE(糖化最終生成物)
を作り出します。体内でこのような現象が起きると、コラーゲン繊維が破壊されることで
肌の弾力が失われますし、髪のタンパク質が糖化されるとハリやツヤがなくなります。

             

また、糖化によって生み出される老廃物が皮膚の細胞に沈着することで、肌の透明感が失
われたり、シミやクスミなどの原因になります。いずれも老化を気にするようになると、
まっさきに現れる肌の悩みの代表的なものと深く関係していることになります。

しかし、糖化の怖いところは、血管の組織や内臓の組織にも影響を与えることです。血管
が糖化されると、動脈硬化を引き起こし、進行すると心筋梗塞や脳梗塞といったおなじみ
の重篤な病気の原因になりますし、糖化した老廃物をろ過する腎臓の機能が低下したり、
毛細血管が糖化されることで、白内障や網膜症などを引き起こしているとも言われていま
す。また、骨粗しょう症やアルツハイマー病との関係も指摘されていることから、自分で
何とかできるところは、できるだけ早めに対処する必要があります。

2.糖化が起きやすい人とは

糖化が起きやすいのは、食後30分から1時間と言われています。これは血糖値がもっと
も高くなる時間帯です。糖尿病を患っているような人なら、すぐに理解できると思います
が、いわゆる健康診断で測定する空腹時血糖値やヘモグロビンA1Cが正常であっても、
食後血糖値が高い人には糖化が起きやすいということになります。

すでに糖尿病の人はもちろんですが、食べ放題や大盛りメニューなどが好きな人に多くな
るのが普通です。ただ、若いうちは、代謝能力が高いので、それほど問題になることもあ
りませんが、加齢とともに代謝能力が落ちてきているのに、そのままの食生活を継続して
いると、かなり危険な状態にあると言えます。

             

また、意外に盲点になっているのが、最近よく見かけるペットボトルを持ち歩き、常に甘
いジュースなどを飲み続けている人です。自販機で売られているジュースなどは、例えス
ポーツ飲料という名の付いているものでも、かなり大量に糖が使われています。

いずれも、自分で摂取する食べ物によるところが大きいので、本気で糖化を予防したいと
いう気持ちがあれば、比較的簡単にできるものでもあるのですが、実際はそういうもので
もないようです。

たまに、GI値が低いとか高いとか言って悩んでいる人もいますが、正直、これは全く無
駄というものでもありませんが、GI値だけで血糖値をどうこうできるものではありませ
ん。もっとも簡単な方法は、食べる量を減らすことです。すると、またご飯や調味料とい
った細かいところにこだわる人もいますが、総合的に食べる量を減らすのです。昔から言
われている「腹八分目」を実行するのです。

長年の食生活を急には変えられないという人や、ついつい食べ過ぎてしまう人は、糖尿病
やダイエットでおなじみのサラシア茶などを食事時に飲むようにすると良いかも知れませ
ん。そして、熱中症対策や運動後の水分補給には、できるだけお茶や水で対応するように
して、糖分の多く含む清涼飲料水などは控えるようにしましょう。


 

 

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