「ふわふわする」「ぐらつく」めまいの原因と改善方法!

「ふわふわする」「ぐらつく」めまいの原因と改善方法!

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動揺性めまいとは

めまいを大きく分けると、「ぐるぐる回転する」回転性めまい、「目の前が真っ暗になる」
眼前暗黒感めまい、「雲や綿の上を歩くようにフワフワする」動揺性めまいがあります。

今回は、そのなかでも加齢とともに起こりやすいと言われている「動揺性めまい」につい
てのお話です。

動揺性めまいの主な原因は「脳幹」と「小脳」の機能そのものの低下、酸素や糖分が十分
行き届かず不足している場合などに起こりやすいとされています。

脳幹というのは脳の一番下にあって、平衡感覚や姿勢をコントロールしています。そして、
その脳幹の後ろにあるのが小脳で、こちらも同じように平衡感覚などをコントロールして
いますが、脳幹や小脳の機能が低下すると、いわゆる「フワフワする」感じの動揺性めま
いを感じることになるのです。

           

脳幹の機能が低下すると、めまいだけではなく、吐き気、呼吸困難、動機、嚥下障害(も
のを飲み込みづらくなる)、ろれつが回らない、高血圧、低血圧などの症状も見られるこ
とがあります。

いずれも加齢が原因となっている場合が多いですが、ときには他の病気が原因になってい
ることもありますので、気になる場合は医師の診断を受けるようにしましょう。また、脳
幹は「自律神経」を調整している場所でもありますので、ときには自律神経の乱れから、
同じような「めまい」が起こることもあります。

一方で、小脳は平衡感覚や姿勢の微調整をしていて、転びそうになったときにその姿勢を
修正して転ばないようにするといった感じの働きをしているのです。当然のことですが、
この機能が低下すると転びやすくなったり、ふらついたりしやすくなります。

最近、目の前の物を取ろうとして誤ってこかしてしまったり、ポケットにハンカチを入れ
たつもりが下に落ちていたりというようなことが起きている人は、小脳の機能が低下して
きているサインかも知れませんので、やがて何かのきっかけで「動揺性めまい」が起こる
ことも十分に考えられます。

動揺性めまいの対策

急に「めまい」が起こるようになると、普通は病院で検査を受ける人が多いと思いますが、
それが「生命にかかわるような病気」が原因であれば、すぐに治療ということになるので
すが、多くの場合「めまい」に関する診断結果は「異状なし」ということになります。

つまり、ここで調べておられるようなら、おそらく「異常なし」と言われたけれど、納得
できない人だと思いますので、そのような人を対象にした対策ということになります。

           

動揺性めまいの原因である「脳幹や小脳の機能が低下」するということは、これらの組織
に伝達される刺激を感じにくくなるということです。つまり、人間の感覚のうち嗅覚と視
覚は大脳に伝達されるのですが、「味覚」「聴覚」「触覚」などは脳幹や小脳へ伝えられ
ることになります。そして、これらの感覚が鈍くなると、平衡感覚も鈍くなり「めまい」
が起こるということになります。

では、その対策はと言えば、これらの鈍くなった機能を活性化させることですが、実はこ
の機能は「意識すること」で回復できるものでもあるのです。例えば、食事のときなど、
食べ物の味を「ゆっくり味わう」、周辺の音を「意識して聞く」、顔や手、足などの自分
の体温や重量を意識して「感じてみる」ことなどで活性化されてくるものなのです。

そして、脳や小脳に酸素や糖などの栄養素が不足している場合の主な原因は、自律神経の
乱れによる血流の悪化です。この場合の自律神経は交感神経が過剰に働いているときに起
きる症状です。具体的には、精神的に「嫌だなと感じること」、気温による「暑さや寒さ」
を感じるとき、身体的に筋肉が緊張状態であるとき、などがあります。この場合は、まず
は深呼吸などで心身をリラックスさせることですが、自分の意識でコントロールできない
部分でもありますので、昔から定評のある漢方薬などの力を借りるのもおすすめです。

西洋医学では異常がなくても、身体的な異常の原因は必ずあるものです。まずは脳幹・小
脳の機能回復から頑張ってみて下さい。


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