回転性めまいが起きた時の対処法と考えられる原因の改善法

回転性めまいが起きた時の対処法と考えられる原因の改善法

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   回転性めまいとは   

めまいとは、さまざまな感覚を表現するために患者が使用する用語で、正式な診断名では
ありませんが、そのような用語の1つに「回転性めまい」があり、自身や周囲が「ぐるぐ
る回る」「旋回する」といった感覚を説明するために使用されるものです。

             

なので、同じ回転性めまいと言っても、感じている本人の感覚によるものなので、すべて
の人が同じ体験をしている訳ではありませんが、いずれにしても日常生活において、煩わ
しい感覚であるだけではなく、車の運転など集中力を要する仕事などに携わる人にとって
は危険であるとも言えます。

このように、めまいというもの自体が、本人の主観によるものなので、原因もハッキリし
ている訳ではありませんが、回転性めまいを伴う一般的な原因としては「良性発作性頭位
めまい症」「メニエール病」「前庭神経炎」「内耳炎」「前提性片頭痛」などがあります。

症状が重く、嘔吐があったり、1時間以上続くような場合は、直ちに病院で診察を受ける
必要がありますが、軽いめまいが単発で起こり、それ以外の症状がない場合はしばらく様
子を見るということも選択肢です。

ただ、めまいが起こるときには、前兆のような症状が現れることが多いので、見逃さない
ようにすることが大切です。具体的には「頭痛」「首の痛み」「歩行困難」「意識消失」
「聞こえにくい」「見えにくい」「話しづらい」「飲み込みにくい」といったことが起こ
ることが多いようです。

   めまいの対処方法   

飲酒などの原因がある訳でもなく、急に回転性めまいが起きると、だれでも気が動転して
しまいますが、まずは「慌てず、冷静になること」です。「深呼吸をして」、日陰など光
の刺激を受けにくい場所で「横になり」安静にします。ベルトや衣服で体を締め付けるよ
うなものは緩め、一番「楽な体勢で症状が収まるのを待つ」ようにします。

軽度のめまい症状である場合は、食生活や生活習慣を見直してみることで改善されること
がありますので、ビタミンB群を意識して栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。

就寝時間や起床時間を一定にし、十分な睡眠時間を確保することで体のリズムを整えるこ
とと、ウォーキングやストレッチなど、軽く汗が出る程度の運動をしましょう。

そして、めまいの原因になりやすい行動を控えることです。パソコンやスマホの長時間使
用や急に頭を動かすような動作はできるだけ避けるようにしましょう。

           

とは言っても、軽度かどうか判断の基準がわからない人も多いと思いますが、病院へ行っ
た方が良いと思われる場合は「回転性めまいが1時間以上続く」「めまいのあと安静にし
ていても吐き気が止まらない」「週に数回めまいが起きる」ことなどが一応の目安です。
しかし、自身が必要と思うなら、軽度であっても診断を受けないという理由はありません。

その場合は、自分の症状から判断することになりますが、耳鼻咽喉科、脳神経内科、脳神
経外科という診療科を探すことです。

めまいはどの年齢でも起こりますが、高齢になるほど多くなり、40歳以上では約40%
の人がめまいを経験すると言われています。身体機能の低下や低血糖、低血圧、貧血、薬
など、めまいを引き起こす要因が増えてくることに加え、老化による体質の変化なども原
因と言われています。

高齢になれば、めまいもそれほど珍しいことではないとも言えますが、体力の低下やバラ
ンス感覚の低下などが見られる高齢者の場合は、不快というだけではなく、めまいによる
転倒や骨折などのリスクも心配しなければなりません。

そこで、回転性めまいの軽減に役立つ薬とかいうものを服用する人も多いようですが、実
は、この薬が原因で眠くなったり、転倒したりするケースも少なくありません。なので、
もし、薬が必要なら、漢方薬のようなもので、体調を整えながらめまいを軽減する働きの
あるものを選ぶようにしして下さい。


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