高齢者のふらつき・転倒の原因は足の筋力低下?改善法とは

高齢者のふらつき・転倒の原因は足の筋力低下?改善法とは

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   めまいとふらつきの違い   

特に高齢者に限定される訳ではありませんが、比較的高齢者に多い症状に「ふらつき」が
あります。浮動性めまいの「ふわふわする」症状とよく似ていますが、両者は全く別のも
のであるということを知っておく必要があります。

めまいとは、脳や耳などの障害が原因で体のバランスが保てなくなって起こる症状で、ふ
らつきとは、筋力の低下などが原因で、足元の平衡感覚がなくなって起こる症状です。

近年は高齢者社会と言われるように、高齢者が多くなり、街中をフラフラ歩く姿をよく目
にします。危ないなぁ、と思う人もいるかと思いますが、一見スタスタと歩いているよう
に見える若者も、実はフラフラと歩いているのです。

             

つまり、2本の足であるく人間は、誰でも「揺れながら」歩いているのですが、なぜ高齢
者と若者の歩く姿が違うのか不思議ですね。

その違いの最大の原因は「筋力」なのですが、ふらつきの場合は、一般的に考える筋肉量
の低下ということではありません。もちろん筋肉量の低下も関係はしていますが、歩くと
きに「揺れ幅」をコントロールするのは筋肉の柔軟性なのです。

筋肉は下半身に多く存在していますので、筋力アップと言うと、脚の筋肉を強化したくな
りますが、体の揺れのバランスをとるのは「胴体(体幹)」なんですね。

なので、ふらつきをなくすためには、筋力の強化も必要ですが、それ以上に全身の筋肉の
柔軟性を高めることにあります。バランスをとる筋肉を強化(柔軟性を高める)すること
です。

   体幹筋肉の柔軟性強化法   

高齢者にふらつきや転倒が多くなることから、世の中には高齢者を保護する設備や道具が
多くあります。杖や手すり、歩行器など、どこでも利用できるようになっていて、快適な
生活を送るためには必要にして不可欠なものでもあるのですが、案外これが筋肉の持つ機
能を低下させる原因になっていることがよくあります。

つまり、必要以上に器具にたよりすぎて、まだ活用できる筋肉まで退化させてしまうこと
につながっているのです。ただ、その「必要性」の線引きが難しいところではあるのです
が、その対策としては、まず「杖や手すり、歩行器」などは補助具であって、これがなけ
れば歩けないという意識を変えることです。

             

そこで、ふらつきをなくすために鍛える(柔軟性を高める)ポイントとなる場所は、股関
節と肩甲骨で、脚や腕の機能性はここで決まります。

その強化方法はいろいろありますが、多ければ良いというものでもなく、まず実践する人
が限定されてしまうことにもなりますので、とりあえずは誰でも知っているラジオ体操を
日課にすることです。

ある程度、体に柔軟性が出てくると、脳に記憶されていきますので、筋肉の可動範囲も広
くなり、動きの制約からも解放されることで、更に上のレベルをめざすことができるよう
になってきます。

一度この喜びを体験すると、高齢者の皆さんは自由に使える時間が多いので、我々が想像
する以上に改善されてくることも少なくありません。

ただ、高齢者は筋肉や骨格を作る栄養素が不足している場合が多いので、食事量や食事内
容を見直すことも大切です。とは言っても、自炊している人は別にして、勝手なお願いを
しずらいという人は、健康に歩くための栄養素を凝縮したサプリメントもありますので、
それを積極的に活用しましょう。

今より悪くならなければ良いといスタンスで、決して無理をしないことが基本です。


 

 

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