食事のときに鼻水が出やすくなる加齢性鼻炎の治療法は?

食事のときに鼻水が出やすくなる加齢性鼻炎の治療法は?

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   加齢(老人)性鼻炎とは   

老人性鼻炎とも言われる加齢性鼻炎とは、よく見られる症状として「寝起き時に鼻水が多
く出る」「食事のときに鼻水が出やすくなる」といったことがあります。特に熱いものや
辛いものを食べたときに症状が起こりやすいと言われています。

             

これは、加齢により粘膜機能が低下することで、粘膜の水分吸着力も低下するためで、水
っぽい鼻水が流れでることになりますが、風邪のような咳やくしゃみといった症状はあり
ません。いわゆる老化現象の1つですが、同じく加齢による自律神経失調症が起きている
場合には、血管運動性鼻炎(アレルギーの原因物質はなく、外気温の変化やタバコの煙な
とがきっかけで自律神経の働きが乱れることで鼻炎の症状が現れる)と同じような症状が
現れることもあります。

高齢化社会の訪れで、近年ふえている症状の1つですが、認知度としてはまだマイナーで、
単純にアレルギー性鼻炎や風邪と思い込んで、市販薬を飲み続けていることがよくありま
す。しかし、これは全く効果は期待できませんし、むしろ薬の副作用の心配があります。

なので、しばらく市販薬を飲んでも改善が見られないなら、とりあえず服用を中止して、
原因を再検討してみる必要があります。

   加齢性鼻炎の治療法とは   

原因や症状に「加齢」とか「老化」という名がつく場合は、それは加齢による老化現象と
いうことなので、治療すれば完全に治るかというと、それはあまり期待できません。耳鼻
科を受診しても、結果は同じであることが多く、逆に不必要な薬を処方されて、市販薬を
飲み続けるのとよく似た状態になっていることもあります。

加齢(老化)と名の付く症状は、高齢になると誰にでも起こる身体的な変化であることを
認め、その症状に合ったケアをしながら、上手に付き合っていくというスタンスで臨むこ
とが大切なのです。

加齢性鼻炎のケアというより、老化による症状の多くは「体の乾燥や冷え」が関係してい
ます。なので、まずは加湿・加温を心掛けることです。加齢性鼻炎の場合はマスクやマフ
ラーの着用が有効な方法の1つとしておすすめできます。

             

そして、必要な栄養補給やウォーキングなども、体の内側からの加湿・加温効果が期待で
きますので、状況が許せば、ぜひ実践していただきたいところです。

また、可能なら「鼻うがい」もできれば、鼻の症状全般に効果的と言われています。

更に、冷えや乾燥といった対策には、西洋医学ではこれといったものがありませんが、東
洋医学では得意分野とされていますので、その代表的な漢方薬の八味地黄丸当帰芍薬散
などを始めてみると、目からウロコかも知れません。

鼻水と対照的な症状として、鼻から喉にかけての粘膜が萎縮・乾燥することで、鼻汁が貼
りつき、喉に違和感や異物感を覚えるという人もいますが、これは後鼻漏感と言われる症
状で、悩みの対象は違いますが、同じ原因で起こる症状の1つです。

老化現象というのは、上手に付き合うことで、結果的に健康状態の改善につながったりす
ることもよくありますので、あきらめるのではなく、受容して無理のない生活スタイルに
変えていくことが大切なのです。


 

 

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