「高齢者転倒予防」一覧

一般的に筋トレと聞くと、バーベルやボディビルダーをイメージすることが多いですが、シニア世代の筋トレは少し違っていて、下半身の筋肉を鍛えることが大切になります。

日常生活で起きる事故で一番多いのが転倒と言われていて、消防庁の緊急搬送データでも全体の約７０％を転倒事故が占めています。

高齢者の転倒の一番の原因は、加齢に伴う筋力の低下ですが、聴力や視力・神経機能の低下・姿勢の悪さ（前かがみ）もバランスが崩れやすくなったり、段差が見えにくかったり、反応が鈍くなったりで転倒の原因になります。

めまいとは、脳や耳などの障害が原因で体のバランスが保てなくなって起こる症状で、ふらつきとは、筋力の低下などが原因で、足元の平衡感覚がなくなって起こる症状です。ふらつきをなくすためには、筋力の強化以上に全身の筋肉の柔軟性を高めることです。