高齢者の転倒は室内が多い?原因は筋力低下による可動域

高齢者の転倒は室内が多い?原因は筋力低下による可動域

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   高齢者の転倒リスク   

転倒は高齢者に限った訳ではありませんが、高齢者の場合は、転倒による骨折などが原因
で寝たきりや認知症など、思わぬ方向に進展していくことがよくあります。実際に転倒が
原因で介護が必要になったという人は、介護を受けている人のなかでも上位にランクされ
ています。

ただ、それらの上位にある介護原因のなかで、脳疾患や衰弱、関節疾患など、日常生活で
は予想しにくいものと違って、ある程度の予想ができるのが転倒です。

しかし、高齢者が転倒する場所は、外出などによる屋外と考える人が多いですが、内閣府
の調査によると、意外にも室内をはじめとする住居内であることが多いのです。最も多い
のが「庭」、次いで「居間・リビング」「玄関・ポーチ」「階段」「寝室」といった感じ
で、日頃からよく知っている場所での転倒が多いのです。

             

具体的には、階段の上り下り、入浴時の転倒、フローリングやスリッパによるバランスの
崩れ、コードや段差につまずく、などが原因で転倒しているケースが多いのです。

その一番の原因は筋力の低下で、歩行時や立ち上がりで膝に力が入らずガクっとなる、歩
行時に太ももが上がらない、歩行中に体幹が左右にゆれる、歩行時につま先が上がらない、
といったことによる、よく知り尽くしている室内だからこそ起こりやすい転倒になります。

だからと言ってあきらめる必要もありません。筋肉は何歳からでも鍛えれば強化できます
ので、転倒予防を目的とした筋肉トレーニング(軽い運動を継続して毎日行なう)を心が
けることで、転倒予防に大きな効果が得られます。

   高齢者の転倒予防法   

高齢者の転倒の一番の原因は、加齢に伴う筋力の低下ですが、実はそれだけはありません。
聴力や視力も低下しますので、自分の歩く音が聞こえなかったり、バランスを崩しやすく
なったり、段差が見えにくかったり、神経機能の低下による反応の鈍さなども転倒の原因
になります。また、姿勢の悪さ(前かがみ)も転倒しやすくなります。

姿勢や神経は、筋力を強化することで同時に鍛えられて改善されるものでもありますので、
筋力を強化することで、かなり転倒は予防できることになります。

           

それには、まずは下半身を鍛えることですが、同時に体幹を鍛えることで姿勢もよくなり
ます。ただし、すぐに筋肉トレーニングなどと考えてはいけません。最初は軽く足ふみを
するとか、椅子に座って背筋を伸ばし、足を前方に伸ばしてつま先を上下させる、膝を真
上にに引き上げるような運動を、片足ずつ交互に行ないます。目安は片足25回ですが、
無理のない程度から始めて少しずつ増やしていくことです。

また、ウォーキングなどが可能な状態であれば、足指につけて歩くだけで筋力アップや姿
勢が良くなると評判の健康足指パッドをおすすめします。筋力が低下している高齢者はも
ちろんですが、若い人でも姿勢が良くない人や、運動不足の人が着けて歩くだけで美容や
健康に効果があると言われています。

筋肉は、鍛えることで何歳からでも強化できますが、逆に何歳でも(若くても)日常的に
歩くことが少ない人や、姿勢の悪い人は筋力(特に脚力)は低下します。年齢に関係なく
膝痛や腰痛などを経験している人は、すでに筋力が低下していることが多いので、アレっ
と思うことがあれば、今から筋力を強化するような生活スタイルに変えていくことです。


 

 

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