水道水の気になる成分と使い分けたい天然飲料水の中身

水道水の気になる成分と使い分けたい天然飲料水の中身

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   水道水に含まれる成分   

飲料水の定義は「飲用に適した水」ということですが、それは長期間飲用しても、健康上
の障害にならない水ということになりますので、病原微生物や有害物質などが含まれてい
ないという意味でもあります。

ただ、これは飲料水としての条件で、実際は「ニオイ」「味」「色」などの要素も加わっ
て総合的に判断されるものですが、それらの条件が一応満たされているのが水道水という
ことになっています。

地球は水の惑星と言われているように、豊富な水が存在しますが、その大半は海水で、水
全体の97%以上を占めます。更に、淡水とされる残りの3%弱の水も、大部分が氷河な
どとして存在していて、実質的に河川や地下水としての水量は1%にも満たないのです。

更に、そのなかでも、私たちが目にすることのできる(飲料水として利用できる)河川や
湖沼などの地表水は、全体的にみると、わずか0.01%程度と言われています。

そのような貴重な水ですが、私たちが水道の蛇口をひねるだけで利用できるようになるに
は、まだまだ安全性のための処理が行なわれなければならないのです。

実は、その安全性のために使われている薬品に問題がない訳でもないということで、日本
でも近年は飲料水を買う人が増えている傾向にあるのです。

        

では、その気になる成分とはどういうものかというと、まずは消毒として塩素(カルキ)
が使われます。この場合の残留塩素の量はごくわずかで、摂取し続けても人体への影響は
ないと言われていますが、ニオイや味という点での影響がない訳でもありません。

しかし、この塩素で殺菌を行なうときに発生するトリハロメタンの方がむしろ問題で、強
い発がん性物質であると指摘されています。

古い水道管を使っているところでは、水道管の材質が鉛であったため、それが溶けだして
水に混じるという問題もありましたが、近年は使用禁止となっていて問題ありません。

そして、浄水の過程で使われる薬品に含まれるアルミニウムが混ざっています。体内に入
っても、残留する可能性は少ないと言われていますが、気になる物質ではあります。

また、古い集合住宅などでは排水管の管理状況などにより、水質にもかなりの開きが出て
きますので、利用者自身が浄水器を取り付けるなど、何らかの工夫が必要になります。

   飲料水におすすめの水   

日本の水道水は基本的に安全と言われていますが、近年はミネラル水や天然水などの販売
される水や、ウォーターサーバーなどを利用する人が増えてきています。実際、私も使っ
ていますが、何がという訳でもありませんが、その差は歴然としていて、天然水を使うメ
リットというより、少なくとも飲料用や調理用には水道水を使いたくなくなりました。

日本で売られている飲料水としては、もっともポピュラーなのがミネラルウォーターです
が、これは地下水をくみ上げてろ過し、加熱殺菌処理されたものです。地下を移動中に、
土壌に含まれるミネラル成分が溶け込むというのが、その名の由来ですが、日本のミネラ
ルウォーターは軟水が多く、飲みやすいのですが、それはミネラル類が少ないという意味
でもあるのです。なので、ニオイや殺菌成分の入ったものではなく、天然のきれいな水
飲むという感じで利用すると良いかも知れません。

             

むしろ、無機栄養塩類が豊富で工場排水等の影響を受けにくい海洋深層水の方が、私たち
が期待するミネラルウォーターに近いかも知れません。

そして、ともかく清潔な水が一番という人にはRО水というのがあります。原水は水道水
や地下水ですが、RO膜という特殊な膜でろ過された水で、ほとんどすべての不純物が取
り除かれてしまいますが、ミネラル成分なども取り除かれるため、蒸留水のような無味無
臭のただクリーンな水ということになります。

現状では、水道水だけでも特に健康上に問題がある訳でもないと言われていますが、より
安全な水を求めるなら、私は、飲料水には多少のお金をかけても良いのかなと思います。



 

 

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