１．シミを発見したら
突然あらわれたシミに驚いて、その次に驚くのはそのシミによる自
分の老け顔かも知れません。
ファンデーションやコンシーラーで隠そうとするのが一般的な考え
だろうと思いますが、それは厚塗り路線へと進むことになり、一層
肌が惨めな状態になってしまったりもします。
ここでシミのできるメカニズムなど時間をかけて読んでいる余裕の
ある人は少ないと思いますので、その対応の仕方を見ていくことに
しましょう。
まず、誤解しやすいのは、「美白＝シミ消し」ということです。
いわゆる美白成分のビタミンＣ誘導体などは、シミの出来るのを予
防する働きはあっても、出来てしまったシミを消すという働きはな
いということです。
なので、少し前までは、できてしまったシミは、レーザー治療など
しか方法はないとまで言われていましたが、最近は、少数ではあり
ますがシミに効果が認められる化粧品も出てきています。
２００１年の薬事法改正により、それまで医師の処方箋がなければ
使用出来なかったハイドロキノンが化粧品にも使用されることにな
ったためです。
クリニックでレーザー治療まで考えてはいないけど、もし自宅で少
しでもシミを解消できるなら・・・、と考えておられる皆さんには
まさに渡りに船の化粧品の出現ということになります。
２．ハイドロキノン化粧品
ハイドロキノンとは、ずばりシミの原因となるメラニン色素の合成
を阻止する働きをもつ成分で、その作用は強力で「肌の漂白剤」と
言われるほどのものなのです。
以前は、写真の現像にも使われていて、現像する人の手は白くなっ
たということからも美白作用は実証されていたのです。
美白で有名なアルブチンなどの数十倍とも言われていますので、そ
の効果は半端なものではありません。
当然のことですが、それほど強力な成分には何らかのリスクも伴う
もので、クリニックなどで医者が処方するという販売方法しかなか
ったのですが、２００１年の薬事法緩和により、化粧品への配合も
可能になったのです。
しかし、実際はそれほど簡単なものでもなく、還元作用などを起こ
さない容器の開発、安定化の高い成分の開発等のいくつものハード
ルを乗り越えて、やっとの思いで販売されたのが「アンプルール」
という化粧品です。
発売以来１０年を超える化粧品となりましたが、トラブルもなく、
美容のプロからも絶賛され、有名メディアに取り上げられることも
９００回以上、モンドセレクション最高金賞を連続受賞するまでの
コスメに成長し、進化し続けているのです。
これまでシミだからと何もせず厚塗りで隠し続けていた人や、あれ
これやってみても納得のゆく結果が得られなかったりで、諦めてい
た人に、今一度勇気をもって挑戦してみて欲しいと思うシミ消しを
望む人のための化粧品がこれです。
