中高年の転倒予防に「ふくらはぎ」の筋肉強化という対策の仕方

中高年の転倒予防に「ふくらはぎ」の筋肉強化という対策の仕方

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1.中高年に多い転倒とは

日常生活で起きる事故で一番多いのが転倒と言われていて、消防庁の緊急搬送データでも
全体の約70%を転倒事故が占めています。一般的に転倒といえば、ものにつまずいたり
濡れた道で滑って転ぶケースをイメージするかも知れませんが、実は、意外に室内での転
倒がもっとも多いのです。

年齢別に見ると、65歳以上の高齢者が目立つと言われていますが、実際は、40~50
代から少しずつ増えて行っているようです。転倒は、筋力に柔軟性があり、関節の可動域
が広いうちは、転びそうになっても踏みとどまることができますが、加齢や病気、運動不
足などで、これらの機能が低下してしまうと起こりやすくなります。

高齢になると、視力や聴力も衰えることで平衡感覚も悪くなり、歩いたり、またいだりす
るだけでも体がふらつくといったことも普通にあります。日常生活でこのような経験をし
ている人は、すでに転倒リスクが高くなっているサインですので、できるだけ早く脚力の
強化やバランス機能の向上に努める必要があります。

転倒しやすい場所は「ぬ・か・づけ」というのだそうですが、ぬは「濡れたところ」、か
は「階段や段差」、づけは「片付いていない場所」のことを意味します。さらに、外反母
趾や巻き爪などがある人も転びやすいようですので、自覚している場合は早めに改善する
ことで転倒リスクを下げることにつながります。

また、中高年になると、抗血栓薬などを服用している人が多くなりますが、そのような人
は特に注意が必要です。高齢になると、軽い転倒でも血管が切れやすく、出血すると止ま
りにくい薬を飲んでいたりすると、事態はさらに深刻になります。

2.中高年の転倒予防の仕方

若いころにはあまり気にかけなかった人も、転倒予防を意識する中高年になれば、自分の
足に注意を払い、必要なら適切なケアをして、外反母趾・巻き爪などの転倒リスクを高め
るような要因を減らしていくようにしましょう。

次は、筋肉の強化と柔軟性を意識した運動やストレッチを始めましょう。おすすめはウォ
ーキングや階段昇降、ラジオ体操などです。特別な準備は必要ありませんし、すぐに始め
られるだけではなく、継続することで筋力強化や骨密度を上げることも可能です。ただ歩
くだけでも効果はありますが、慣れてくれば「1分間に150歩」歩くことを目標にして
みて下さい。

筋力強化で意識するのは「ふくらはぎ」です。ふくらはぎは、それ自体大きな筋肉で転倒
予防には強化が欠かせないものですが、足の裏で大地を蹴るときに使う筋肉でもあるので
す。つまり、高齢になると、ちょっとした段差でもつまづくという原因がここにあります。

ふくらはぎの鍛え方は「つま先立ち」です。室内でやるだけでも効果はありますが、可能
なら、ウォーキング時に数分間だけ、つま先立ちで歩いてみると、かなりの筋トレになり
ます。ついでに足裏の変形や外反母趾なども気になる人には、足指パッドをおすすめしま
す。着けて歩くだけですが、かなりの効果が期待できます。ただ、もともと姿勢の悪い人
は、最初はちょっと厳しいかも知れませんが、数日もすれば違いが分かるようになります
ので頑張ってみて下さい。





 

 

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