加齢によるバランス機能の低下が原因のふらつく症状の改善法

加齢によるバランス機能の低下が原因のふらつく症状の改善法

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1.バランス機能の低下とは

バランス機能の低下が「ふらつき」の原因であることが多いと言われると、言葉の上では
かなり納得できるところですが、そのバランス機能とは何かと問われれば、ほとんどの人
は納得のできる説明をすることができません。

私たちの体は、目から入る情報、耳から伝わる情報、足の裏で感知する情報の3つが小脳
で統合されることで、頭や目の動きを制御しています。つまり、体のバランスをとる働き
をしている(バランス機能)のです。

何らかのトラブルで、これらの情報のどれか1つでも調子が乱れれば、体のバランス機能
も乱れることで「めまい」が起きることになります。一般的に、これらの情報の中で問題
が生じやすいとされているのが「耳からの情報」で、特に高齢者のふらつきの原因になっ
ていることが多いと言われています。めまいと言えば、まず耳鼻科という理由です。

             

一番多く見られるのが、三半規管と前庭に障害が起こる場合で、なかでも前庭に一時的な
障害が起こることで生じるのが「良性発作性頭位めまい症」です。2~3週間もすれば良
くなりますが、何度も繰り返すタイプのものであるところが少し厄介なとことです。

高齢になれば、前庭の働きは徐々に低下するのが自然ですが、それだけではなく老眼や白
内障といった視覚情報の衰えも加わりますし、足の裏の感覚も鈍くなります。つまり、高
齢になるほど全般的に平衡感覚が低下することになりますので、めまいを起こしやすくな
るのです。

高齢者のめまいは、老化現象の1つとも言えますが、これが原因で外出できなくなったり、
転倒して骨折したりするリスクが高くなるため、生活の質が大きく低下してしまうことが
大きな問題なのです。

2.バランス機能の強化方法

加齢による前庭の機能低下や視力低下などは、機能そのものを回復させることはできませ
んが、小脳にはその低下した機能を補う働きもあるのです。それを鍛える方法が「前庭リ
ハビリテーション」という平衡訓練ですが、平衡感覚を維持したり、回復させるための方
法として、さまざまな原因で起こる「ふらつき」のメニューが用意されています。ただ、
高齢になるほど小脳の働き自体が低下していることが多いので、前向きに取り組むという
強い意思も必要です。

             

とは言っても、近くにリハビリ施設がないとか、希望通りに訓練できないとか、継続意欲
を失わせるような環境にある人の方が多いかも知れません。そこで、リハビリを受けるか
どうかは別にして、自分でもできることはやってみたいと思う人におすすめの方法は、毎
日散歩程度の軽い運動を続けることで、足の裏の感覚や筋力を鍛えることです。余裕があ
れば、歩く姿勢にも注意できれば、転倒リスクを下げることに役立ちます。

また、食事による栄養摂取も必要ですが、案外多いのがバランスより、少食によるエネル
ギー不足とも言われていますので、食事はしっかり摂るようにしましょう。それ以外にも
「やる気」を起こさせるお守りとしてイミダゾールジペプチドは個人的におすすめです。

加齢による変化に対応するには、あせることなく、毎日少しずつでも訓練を継続すること
です。目立った改善が見られなくても、何もしなければもっと悪くなりますので、目標は
低く「現状維持」程度にしておくと無理なく続けることができます。


 

 

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