未病は予防医学の原点
健康診断ではどこも異常がないけれど、最近、何となく疲れやすい、体がだるい、体が冷
えやすい、頭痛や肩こり、めまいがする、よく眠れない、食欲がないといった症状を自覚
することがあれば、その時点ですでに未病状態にあると考えなければなりません。
他にも、特に不調と考えていなくても、肥満、高血圧・低血圧、体温低下、胃痛、胸やけ、
腰痛なども病気というほどのものでもありませんが、放置すれば病気になるリスクが高い
病気予備群、すなわち未病状態ということになります。
本来、東洋医学での名医とは「病気になる前に治せる」ということで、それは対処の仕方
が適切であれば、病気になる前に改善できる可能性があるということを意味していますが、
最近になって注目されている理由は、生活習慣病こそがその代表的な症例で、日本人の死
因全体の約６割を占める「ガン」「心臓病」「脳卒中」につながっているからです。
つまり、健康で長生きするためには、西洋医学でいう病気を治すより、東洋医学の未病を
治すという考え方の方が理に適っていて、西洋医学でも食事療法や運動療法など、東洋医
学的な考え方が生活習慣病などの予防医学として利用されています。
未病を予防する対策とは
未病の状態で代表的なものは、何となく体がだるい、疲れやすく疲れが取れない、体が冷
える、頭痛・肩こり・めまいがするなどの症状を自覚したり、年中風邪気味、寝つきが悪
い、顔にツヤがない、食後膨満感がある、などもすでに未病状態にあると考えられます。
また、糖尿病や高血圧、脂質異常などの生活習慣病のように自覚症状のないものもありま
すので、特に自覚症状がなくても未病の予防はできるだけ早めに始めるのが良いのです。
と言っても、どこも悪いというものでもないのに、どうすれば良いのかと思いますよね。
しかし、自覚症状がない未病に生活習慣病が挙げられているというのヒントで、症状があ
れば当然その症状を改善することになりますが、症状がないという場合の対策とは、生活
習慣病を予防する取り組みをすることです。
その方法は、食習慣、運動習慣の改善、喫煙、飲酒などの生活習慣を見直すことが未病の
予防ということになる訳です。そして、これらのことは特に体に異常があるからというこ
とでなくても、実践して悪いということは何もないのです。
更に、東洋医学には漢方薬といった具合に、そもそも東洋医学は予防医学でもあるので、
そこで扱われる医薬品もそのような種類のものが多くなっています。
つまり、病気を治すというより、病気になる前段階で治すという種類のものということで
す。なので、当然いつから使用しても特に問題になることもないのが西洋医学の抗生物質
などとは少し違うところです。
よくご存じのところでは、アガリクス、プロポリス、高麗人参、冬虫夏草、アカモクエキ
スなどがありますが、健康生活応援サプリなどでは、そのなかの１～２種類を中心に配合
して売られています。ただ、生薬などが中心であるため値段も結構高いので躊躇される人
も多いのですが、これらすべてを贅沢配合しながらコスパに優れたサプリメント>も有りま
すので、自身の未来の健康生活への投資を考えられる人にはおすすめです。
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