高齢者の健康管理の秘訣は健脚、今から始めるロコモ対策!

高齢者の健康管理の秘訣は健脚、今から始めるロコモ対策!

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1.高齢者の健康管理とは

高齢者と若い人の違いでもっとも大きいのが、身体機能(運動機能)の低下による移動能
力の低下です。意外かも知れませんが、高齢になっても気持ちの衰えはあまりなく、外見
は高齢者でも内面は若い人とそれほど大差はないのです。ただ、身体機能の低下により、
思い通りに身体が動かないため、高齢者特有の動きになってしまうのです。

実際、高齢者で介護が必要になる人の原因の多くは「ロコモティブシンドローム」と言わ
れていて、筋肉や骨、関節などの運動器障害による移動能力の低下した状態になることを
意味しています。具体的には、家の中でよくつまづく、自力で階段を上り切れない、青信
号で横断歩道を渡り切れない、15分程度連続して歩けないといったことになります。

ロコモティブシンドローム(ロコモ)の主な原因は運動不足ですが、痩せすぎや太り過ぎ
も筋肉や骨を弱らせたり、負担を多くすることでロコモ要因となります。

また、運動機能が低下することで、歩行バランス、感覚機能、循環器機能にも影響が出て
転倒して骨折したり、死亡につながることも珍しくありません。80歳以上の高齢者の不
慮の事故による死亡のうち、約3割が転倒によるものとされていて、交通事故による死亡
が約5%といいますから、高齢者の運動機能の低下は生命の危機でもあるのです。

つまり、高齢者の健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期
間)を保つには、運動機能を低下させないことが大切で、ただ長生きするだけではなく、
生活の質を高めて生きるための努力はできるだけ早く始める必要があるのです。

2.健康寿命を延ばすには

日本人の健康寿命は、 男性72.68歳、女性75.38歳(2019年調べ)となってい
て、それぞれの平均寿命とは10年ほどの開きがあります。つまり、多くの人は10年も
の間、自分1人で生活できない状態にあるということです。

そこで、健康寿命を延ばすには、ロコモ予防と脳の活性化が大切と言われているのですが、
まずは足の老化を予防することです。定期的に運動をして、筋肉・骨・関節などの運動機
能を維持することが必要です。自由に外出ができるうちに意識して運動することが望まし
いですが、無理なら、できるだけ日常生活の中で体を動かすようにすることです。

すでに運動能力が低下気味で、運動するのが怖いという人は自動で動く電動マシーンが良
いかも知れません。座ったままで足の筋肉を鍛えることができます。

まだ自由に動ける人は、まずは、ウォーキングなどを始めてみましょう。運動は運動機能
を強化するだけではなく、血流改善や脳の活性化にもつながります。そして、適度な疲労
は不眠症の改善効果も期待できます。さらに、健康になれば、医薬品の服用も少なくなり
ますので、間接的には認知症予防になったりもします。

何も努力しないで、具合が悪くなったら病院で薬をもらう、さらに悪くなれば介護の世話
になるという考えの人は、積極的に健康寿命を延ばして、独力で楽しい老後の人生を送る
という考え方にシフトしてみましょう。結果的には、自分のためだけではなく、子供や孫
のためにもなるのです。





 

 

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