高齢者が歩くときにふらつく症状の原因は身体バランスの衰え

高齢者が歩くときにふらつく症状の原因は身体バランスの衰え

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1.ふらつきと身体バランス

高齢になると、若いときと比べて歩き方が不安定になります。一般的には「ふらつく」と
いう症状が現れやすくなることですが、脳や頚椎などに病気がない場合は、自然な加齢現
象(老化現象)の1つです。ただ、そのような症状が急に頻繁に起きるようになったとい
う場合は、何らかの病気であるかも知れませんので、医師の診断を受けましょう。

高齢になるとなぜふらつくようになるのかと言えば、まずは「筋力の衰え」です。足の筋
力が衰えると、それだけでもふらつきやすくなります。特に高齢者の場合は筋力の低下が
はやく、風邪で2~3日寝ていただけでも、元のように歩こうとすると転倒してしまうこ
ともあります。

             

次に、背筋力の低下で背中が曲がって、重心が前に移ることでもふらつきやすくなります。
特に、更年期以降の女性に多い骨粗しょう症で圧迫骨折をしているような場合は、背中が
曲がっていることが多く、骨も弱くなっているため、転倒して骨折も起こしやすくなりま
すので十分に注意する必要があります。

また、高齢になると、変形性股関節症や変形性膝関節症などにより、前かがみの姿勢にな
ることが多く、これもふらつき・転倒の原因になります。

他にも視力の低下、睡眠薬等の薬物使用も筋弛緩作用があるため、ふらつきを悪化させる
原因になっていたりします。

まだまだいろいろありますが、このようなさまざまな機能低下により、身体バランスが衰
えることで高齢になるとふらつきやすくなるのです。

2.高齢者のふらつきと対処

高齢者がふらつきやすくなる主な原因は、筋力低下と姿勢の悪化によるバランス機能の衰
えです。すべて老化現象と言ってしまえばそれまでですが、その老化現象は自分の努力で
ある程度はカバーできるものでもあるのです。もちろん、脳や耳、骨、関節などに病気が
ないことが前提ですが、単純に日常生活で「ふらつき」を感じるような場合は、まずは筋
力を強化することです。

ウォーキングやストレッチなど、特に筋トレというものでなくても、ふらつき対策として
は「筋肉を動かす」ことを中心に考えましょう。骨密度に問題のある人は、骨の成分を補
給することも大切ですが、実はそれ以上に効果的なのが骨への刺激です。なのでウォーキ
ングがベストですが、家でのトレーニングでも足の裏をトントンと刺激するような運動を
加えることです。食事にも筋肉・骨の材料になるタンパク質、カルシウムなどを意識して
摂るようにしましょう。

              

次に、バランスの整え方です。継ぎ足で立って姿勢をキープする訓練をしましょう。そし
て座っているときは、右手の親指を上に立てて正面に突き出し、指を見ながら首を左右に
30度ずつ交互に動かす練習をしてみましょう。手は体の正面に出したままで、目を指か
ら離さず首だけを動かすようにします。

加齢による現象(老化現象)は改善するというより、それ以上の悪化を食い止めるという
気持ちで行うことです。なので、適当にやるという意味ではありませんが、あまり小さな
ことにこだわらないという気持ちで、継続することを目指すようにしましょう。

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