高齢者の体がふらつく原因は老化による機能バランスの乱れ

高齢者の体がふらつく原因は老化による機能バランスの乱れ

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   人間が歩くための基本   

私たちは自分がどうして歩くことができるのかということは、普段はあまり考えることが
ないと思いますが、加齢とともに歩くとふらつく、体が揺れるという感覚を経験するよう
になると、一度は「人間が歩けるメカニズム」について考えてみる必要があります。

人間が立って歩けるのは、耳・目・筋肉や骨からの情報に基づいてバランスをとっている
からです。めまいなどの症状が出ると耳鼻科を受診するのは、内耳の三半規管に問題があ
るという判断からですね。内耳は三半規管と耳石器に分かれていて、三半規管にはリンパ
液が入っています。そのリンパ液が動くことで回転運動を感じることができます。

耳石器には、炭酸カルシウムでできた耳石という石が詰まっていて、体を動かすと、その
耳石が動いて縦・横方向(直線運動)を感じることができます。

           

この2つの感覚で、体の筋肉を調整してバランスをとることで、倒れることなく歩くこと
ができるのです。

では、目は何の役目をしているのかと言うと、耳より緩やかな動きに対応することで、安
全に歩くことができるようになります。つまり、耳のようなバランス能力というより、自
分の周囲の障害物やでこぼこを見つけて、足を上げたり、迂回したりすることで、安全に
歩くことができます。

簡単に言うと、このようになりますが、めまいやふらつきを感じたら、眼科より耳鼻科へ
行くという意味がお解りいただけたでしょうか。

耳鼻科を受診すると、良性発作性頭位めまい症と診断されることが多いと思いますが、こ
れが頭を動かしたり、一定の頭位をとったときに、視界が回るとか揺れるといっためまい
を引き起こす原因で、例えば、洗濯物を干すために頭を上にあげたときに起こるめまいな
どの症状、と言えば分かりやすいかも知れません。

   高齢者がふらつく原因   

若くて健康な人は、目をつぶって歩いても倒れるようなことはありませんが、高齢になる
と、立っているだけでもふらつくという経験をすることが多くなります。その原因は、目
や耳にあることは同じですが、高齢者の場合は、老化による機能低下で目や耳のバランス
が乱れることにあります。単純に、老眼で近くの障害物が見えにくいとか、耳が聞こえに
くくなったというだけでも、すでに目と耳の感覚に乱れが生じているであろうことは容易
に理解できますね。

このような目と耳とめまいの関係を知っていても知らなくても、耳鼻科を受診した人はそ
れなりの結果が見られると思いますが、たまに、内科などに足を運び、自律神経失調症と
か更年期障害といった病名をもらって、漠然と薬を飲み続けていても、改善の兆しが見え
ない場合は、根本的に考え方を変えてみる必要があるかも知れません。

             

ただ、耳鼻科へ行っても、基本的には老化による機能低下が原因である以上、自身でもそ
れなりに機能回復のための対策を考える必要があります。と言えば、またいろいろなサプ
リメントや器具などが目に付くようになるかも知れませんが、私はズバリ「スクワラン
をおすすめします。効能については、くどくど説明するより、飲んでみれば分かりますの
で、その気があればぜひ試してみて下さい。


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