老化を促進させる活性酸素が増える原因とケアする方法

老化を促進させる活性酸素が増える原因とケアする方法

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.活性酸素と体の老化

人間が活動するために必要なエネルギーは、体内に酸素を取り込むことによって作り出さ
れます。取り込まれた酸素がすべて使われてしまえば問題ないのですが、2~3%の酸素
は消費されずに体内に残ります。これが活性酸素(反応性が高く他の物質を酸化させやす
い酸素)に変化します。活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能として働きますので、体にと
って必要不可欠なものでもあるのですが、増えすぎると、逆に細胞を傷つけたり死滅させ
たりすることになってしまいます。これが病気を引き起こしたり、体の老化を早める原因
となることから、「体のサビ」とか「体の酸化」と呼ばれ、美容や健康の分野では、発生
を抑えたり、取り除く方法(抗酸化)がさかんに研究されているのです。

ただ、私たちの体にも本来「抗酸化能力」が備わっていて、ある程度の活性酸素は無毒化
されています。しかし、その能力を越えて活性酸素が増えると(酸化ストレス)、さまざ
まな不調や病気、老化の原因になってしまうのです。その酸化ストレスを招く要因が、紫
外線や喫煙、飲酒、睡眠不足、加齢などとしていろいろなところで紹介されているのです
が、いずれも日常生活で避けて通れないものが多いため難しいのです。

とは言っても、酸化ストレスは、美容や健康面ですぐにトラブルを起こすといった種類の
ものではなく、少しずつ進行して行くものなので、日々、抗酸化作用を良好に保ち、酸化
ストレスの解消に努めることで、体への影響を少なくすることも可能になります。

2.活性酸素を防ぐ方法

活性酸素は体内で生成されますが、外部環境によっても増えることがわかっています。も
うすでによく知られていますが、紫外線・食事・ストレス・タバコ・過激な運動・過剰な
アルコール摂取・睡眠不足・環境汚染などがその増加因子とされています。

なので、活性酸素が気になる人は、まずはこれらの増加因子を避けることから始める必要
があるのは当然ですが、問題は、体内の抗酸化能力が弱くなってきたときで、その一番の
原因は「加齢」です。こればかりはどうすることもできませんし、年々、その抗酸化能力
が落ちていく訳ですから、何もしなければ、普通に活性酸素が増えやすい状態になってし
まいます。そこで、体内の抗酸化能力の低下を補う方法が「アンチエイジング」とか「体
質改善」といったキャッチフレーズでいろいろ紹介されているのです。

なかには「ホントかな?」と思えるような不可解なものもありますが、一般的に抗酸化物
質の代表的なものとして紹介されている「ビタミン」「ファイトケミカル」「カロテノイ
ド」「ポリフェノール」などはそのまま信じても良いところかなと思います。

ビタミンは体内ではほとんど合成できない物質ですので、食物などから積極的に摂取する
必要があります。特に「ビタミンC」「ビタミンE」が抗酸化作用で定評があります。

ファイトケミカルとは、植物に含まれる化学成分で、植物の敵から身を守るために作り出
される成分ですが、その抗酸化力は人体にも有効と考えられています。

カロテノイドは、強い抗酸化作用を持つ「天然色素」で、野菜などに含まれる βカロテン
やリコピン、甲殻類に含まれるアスタキサンチンなどはすでによく知られています。


ポリフェノールは、その名前はほとんどの人が知っていると思いますが、植物が持つ「苦
味や色素」の成分です。アントシアニン(ブルーベリー)、イソフラボンやサポニン(大
豆)、セサミノール(ゴマ)、ルチン(蕎麦)、カテキン(緑茶)、タンニン(発酵茶)
などは定番中の定番です。

これらの抗酸化物質を適度に摂取しながら、紫外線対策・禁煙・節酒・適度な運動を心が
けるようにしてみましょう。私はポリフェノール派で、ずいぶん長くサプリメントによる
摂取を続けています。





 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク