身体の老化は背骨から、背中を鍛えて不調脱出

身体の老化は背骨から、背中を鍛えて不調脱出

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1.背骨の老化は意外に早い

人間の身体で最も早く老化するのは背骨と言われていますが、それを聞いても若い人は、
まだまだ先の話と思うかも知れません。しかし、早い人なら20歳でも、すでに老化現象
が現れると言われるとちょっと見過ごせませんね。

背骨の老化現象と言えば、腰が曲がって杖をついて歩く姿を想像するかも知れませんが、
実は、最初に現れてくるのが「肩こり・腰痛」「頭痛」「便秘」「冷え」といった症状で、
まだ自分の背骨が老化しているとは考えにくいものばかりですが、長期間にわたり、この
ような症状がある人は、一度真剣に考えてみる必要があるかも知れません。

             

とは言っても、背骨の老化を病院で診断してもらうとなると、その時点ですでにほとんど
の人がスルーしてしまうと思いますが、実は背骨の老化を知るのはそれほど難しいことで
もありません。

身体を前後や横に曲げたり、ねじったりするのが苦手という人、原因不明の腰痛がある人、
立ったままの姿勢がつらい人、中心よりアゴや肩が前に出て不安定に見えるといったよう
な人は、すでに背骨の老化が始まっていると考えても間違いではありません。

健康な背骨の持ち主は、安定(体幹がしっかりしている)して、自由に動ける(柔軟性が
ある)状態にある人なのです。背骨は、周辺の筋肉や骨と連動してスムーズに動ける構造
になっていますので、どこかに動きづらい箇所があると、動きやすい部位の負担が大きく
なり、やがては障害が起こるようになります。その代表的なものが椎間板ヘルニア(ギッ
クリ腰)で、30代の頃から多くの人が経験するようになる骨の老化現象による障害です。

その他にも、背骨にはいろいろな神経が通っていて、さまざまな筋肉や臓器とつながって
います。背骨や周囲の筋肉が硬くなると、神経の伝達もスムーズに行かなくなりますので、
それぞれの神経の関係する場所にも不調が起きるのです。

2.骨は鍛えれば回復できる

若い人の背骨の老化は、どちらかと言えば、骨の周囲の筋肉の老化が早い人です。なので、
まずは背中の筋肉を鍛えることから始めます。とは言っても、いきなり筋トレなどハード
な運動をしてはいけません。すでに老化している背骨にさらにダメージを与えることにな
り、むしろ逆効果です。一概には言えませんが、自分の体の柔軟性や筋力を感じながら、
少しずつレベルアップして鍛えていくことが大切です。

具体的には、まずはこまめに動くことです。そして、名前にも出ている「スパイナル(脊
柱)・ツイスト」といったストレッチなどで、胸椎や背骨の筋肉群をほぐしてみましょう。

         

また仕事中でも、ときどき背中を伸ばしたり、ラジオ体操第2の深呼吸のように、手の平
が前を向くようにして、後ろに引くと胸椎の運動にもなりますので、ぜひ実践してみて下
さい。特に、パソコンやスマホを常用している人におすすめの運動です。

             

更に、手軽にできる運動器具として、バックストレッチャーという背中を伸ばすタイプの
製品も販売されていますので、本格的に骨の健康を考える人にはおすすめできます。

50歳前後の女性に多く見られる骨粗しょう症は、骨自体がもろくなる病気ですので、す
でに圧迫骨折などを患っているような人は、医師の指示にしたがい、決して自己流のケア
をしないことです。

骨自体を強くするには、カルシウムというのが常識のようになっていますが、特別カルシ
ウムが不足しているという指摘を受けたのでなければ、あえてカルシウムを摂取する必要
もなく、それより栄養バランスの良い食事と毎日しっかり歩くことの方が大切です。

背骨の老化は早いですが、意識すれば若返らせるることも可能ですので、何となく不調が
続いているようなら、体の柔軟性を確認してみると良いかも知れません。


 

 

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