鼻血が出る原因と対処の仕方、病院へ行くべき症状とは

鼻血が出る原因と対処の仕方、病院へ行くべき症状とは

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1.鼻血が出る原因

鼻血の経験がないという人はごく稀だと思いますが、経験していても、ときには多目に出
て驚くということもよくあります。しかし、鼻血の出る場所は、ほとんどの場合「キーゼ
ルバッハ」という鼻の入口に近い鼻中隔(鼻の左右を分ける板のような構造部分)と言わ
れています。この部分には細い血管がたくさん存在していて、指の届く範囲であることか
ら、ちょっとした刺激が加わるだけでも出血してしまうことがよくあります。

この場合の鼻血は、多少多くても、止血後にそれ以上出なければあまり心配することはあ
りませんが、血管が傷つきやすい状態になっていたりすると繰り返しやすくなります。

また、特に鼻をいじってる訳でもないのに鼻血が出ることもあります。もともと高血圧症
であったり、ストレスや疲労で急に血圧が高くなっているようなときに、鼻血の原因とな
ると言われています。

そして、一瞬ドキッとするのが、レバー状の血の塊(血餅)を見たようなときですが、こ
れは、出血を止めるために体に備わった機能が働いて、自然に出血が止まったあとに固ま
った場合や、じわじわと出血が続いているようなときにも血餅となって出てきますので、
体の機能が正常に働いているという証拠でもあり、それ自体は驚くべきことでもありませ
んが、いつまでも続くようなら、後の病院の受診時の参考に出血量などを覚えておくと役
に立ちます。トータルでコップ1杯分程度といったことでも貴重な診断材料になるのです。

2.鼻血の対処方法

鼻血が出たら、まずは小鼻(キーゼルバッハ部位)を両サイドから片手でつまんで圧迫す
るようにして止血を試みましょう。ときどき「上を向く」とか「首のうしろをトントン叩
く」「鼻を冷やす」などといった方法を教える人がいますが、いずれも正しい方法ではあ
りませんので注意しましょう。

正しくは、あごを引いて少し下向き加減に座り、指でキーゼルバッハ部分をしっかりつま
んで20分間程度圧迫止血をしましょう。喉の方に流れた血液は、口から吐き出します。
血液を飲み込むと気持ちが悪くなって、嘔吐したりすると窒息するリスクがあります。ま
た、ときどき鼻にティッシュを詰めている人がいますが、血が止まって詰め物を抜くとき
に鼻の粘膜を傷つけてしまって、再出血ということもよくあるパターンですので、どうし
ても何か詰めたいという人は、粘膜に刺激を与えにくいコットンなどを丸めて、できるだ
け入口に近い部分に入れるようにして下さい。

また、鼻の圧迫止血を2回繰り返しても出血が止まらない場合や、喉の奥に流れる血が多
いと感じる場合は、鼻の奥の動脈からの出血が考えられますので医療機関で診察を受けて
下さい。顔の色や唇の色に変化が見られたり、呼びかけへの反応が鈍くなったり、呼吸の
仕方などに変化が見られる場合は、緊急事態と考えて救急車の手配も考えて下さい。

その他にも、常に、のぼせ気味で、顔面紅潮、高血圧の随伴症状(かたこり・耳鳴り・頭
重・不眠など)、鼻血、便秘など、いわゆる「のぼせ」による症状の1つとして鼻血が気
になる人は漢方薬による治療を試してみると良いかも知れません。





 

 

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