高血圧の最も悪い健康症状は心配し過ぎること

高血圧の最も悪い健康症状は心配し過ぎること

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.血圧は高くて当たり前

中高年になると、血圧の悩みを持っている人が多いですが、その高血圧の根拠はと言えば、
健康診断で1回測定した数字による判定といったことも少なくありません。そもそも血圧
とは、常に変化しているもので、最低でも数日間にわたり、同じ環境で測定した結果でな
ければ高血圧かどうかもよくわかりません。

また、血圧は加齢とともに上昇するのが普通で、その原因としては、血管をコントロール
する自律神経の働きが低下したり、血管の老化(動脈硬化)などの問題もあります。

昔は、「年齢+90」をもって高血圧の目安とされていましたが、少なくとも現代の高血
圧基準より、的を得ていると思います。そして、30年ほど前までは、実際に、日本の高
血圧の基準値は160mmHgだったのです。それが、30年ほどの間に130にまで引き
下げられた結果、成人の約半数が高血圧症という異常な状態になっています。

そして、高血圧がなぜ悪いかと言えば、脳卒中などのリスクが増えるからというのですが、
脳の血管は、戦後の食糧事情が悪かった時代からすれば、雲泥の差とも言えるほど丈夫に
なっているのですが、未だに高血圧を抑制する理由になっているのです。

地球上に住む限り、重力の影響を受けることになりますので、頭が高い位置にある動物は、
それなりの高い血圧が必要になります。例えば、頭が低い位置にあるライオンなどの血圧
は110mmHg程度ですが、頭が高いキリンは200mmHg以上と言われています。

二足歩行の人間も、頭は高い位置にありますので、血液を必要とする頭に十分な血液を送
り届けるためには、それなりの高い圧力が必要なのです。さらに、中高年以降は動脈硬化
も少しずつ進みますので、年齢プラス90より、少し高めでちょうど良いくらいなのです。

それが、130mmHgが正常値などという数値が設定されていて、そちらの方が異常なの
ですが、人間が本質的に生命を維持するために備わっている調整機能を信じる人が少ない
のです。高血圧とは、常に180mmHg以上といった特殊な場合(本当の意味での高血圧)
を除いては、ほとんど気にするような問題でもないのです。

             

つまり、中高年以降に血圧が高くなるのは病気ではなく、体にそれが必要だからそのよう
になるという自然の作用なのです。

なので、いわゆる現在の基準で高血圧と言われて、もっとも問題なのは「高血圧で悩む」
ことで、何も心配する必要のないことを心配し過ぎることなのです。

2.高血圧の何が心配?

ところで、高血圧を恐れている人は、一体何を心配しているのでしょうか?いわゆる高血
圧が原因で発症リスクが高まるとされている脳溢血は激減していて、もしそれが原因なら
降圧剤を飲む必要など全くないレベルです。

と言えば、他にも「脳梗塞」「くも膜下出血」などを持ち出す人もいますが、脳梗塞は血
管が詰まることが原因、くも膜下出血は髄膜の下の出血で、高血圧が原因で血管が破れる
のは脳溢血(脳出血)だけですが、これらの3つの病気を脳卒中というため、病院で「脳
卒中にならないように降圧剤を飲みましょう」と言われると、すべてが同じと思ってしま
うところがあり、いずれも、死に直結する怖い病気ということで心配することになります。

確かに、昔は血管がもろく、脳卒中のうち80%が脳溢血だったことも関係していますが、
食糧事情が良くなった現在は、それほど簡単に血管が破れることもなくなりました。むし
ろ、増えたのが脳梗塞で、血管内に血栓ができ、詰まることで起こりますが、本来なら、
その血栓を取り除くために、体は血圧を上げて血流を強め、吹き飛ばそうとしますが、そ
れを降圧剤で血圧を下げてしまうことが脳梗塞の原因になっているとも言われています。

3.高血圧が心配な人に!

何をもって高血圧と考えるかで、その対応の仕方も違ってきますが、基準を年齢+90と
考えることができる人は、ほぼ高血圧に悩むことはありません。つまり、常に180以上
というなら、やはり何か対策が必要ですが、それでも、まずは食事を見直したり、運動を
してみたり、睡眠など生活習慣を見直してみるだけで、かなり変化が現れてくるのが普通
で、まずは降圧剤の服用は考えないものです。

     

もうご存知の人も多いと思いますが、血圧はちょっとした気持ちの変化でも、大きく変動
します。なので、血圧は少しぐらい高い方が良いと思えるだけでも、かなり違ってきます。

そして、現在は血圧で血管が破れる脳溢血は激減しており、むしろ降圧剤による影響で脳
梗塞が急増しているという現実を知ることです。

ただ、加齢による血管の老化(動脈硬化)は誰にでも起こる症状ですので、むしろ気をつ
けるのはこちらの方で、そのためには食事内容を見直して、適度な運動をすることなどを
中心に生活スタイルを年齢相応に変えていく必要があります。

強い血管を作るためには、魚や大豆製品などのタンパク質、抗酸化成分を含む野菜などを
多めに摂り、ビタミンやミネラル類を多く含む食事内容を意識しましょう。

すでに、脂質異常症や動脈硬化が指摘されている人は、ヘルスオイルなども利用して改善
を試みるようにして下さい。

今日から、年齢+90の自分だけの新血圧基準を適用してみませんか?


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク