白髪と薄毛の共通点
日本人の成人の髪の毛は６～１４万本とかなり差がありますが、平均的な本数は約１０万
本くらいと言われています。この生まれつきの本数にかかわる毛穴の数は遺伝的なもので
もあり増やすことはできませんが、生涯を通して減ることもありません。
そして、髪の毛の本数が少ないからと言って見た目に薄いとか、多いからと言ってふさふ
さしているというものでもありません。つまり、見た目は髪の太さや質による印象の方が
大きいということになります。
しかし、年齢を重ねると体の機能が老化し、頭皮も髪の毛も変化してきます。特に女性は
更年期を迎える４０代頃から、髪の毛も少しずつ細くなり、本数も減ってくる傾向にあり
ます。同時に白髪が増えたなぁ、と感じる頃でもあります。
基本的に、白髪はメラニン色素によって着色されているだけのことなので、薄毛とは関係
ないような気もしますが、どうしてメラニン色素が分泌されなくなってしまったのかとい
うと、その原因は「血行不良」と「栄養不良」が大きくかかわっているのです。
では、その血行不良と栄養不良の原因は何かと言えば、「加齢」「ストレス」「生活習慣」
「ホルモン」「紫外線」などが関係しているとされています。
これらの原因は、そのまま「薄毛の原因」でもあるのですが、白髪を染めるなどすること
で、更に頭皮にダメージを与えてしまい、薄毛の原因を増やしてしまうことになるのです。
なので、白髪が増えてきたと自覚したときには、すでに薄毛リスクも存在することを念頭
に白髪ケアをする必要があります。
白髪と薄毛の同時ケア
白髪も薄毛も、その主たる原因は、頭皮の「血行不良」と「栄養不良」ということなので、
まずは加齢以外の共通した原因を改善していくことになります。
ストレスは溜め込むと「自律神経の乱れ＝血行不良」「活性酸素増加＝メラニン色素減少」
という経緯で白髪を増や原因になりますので、健康のためにもできるだけストレスは溜め
ないようにしなければなりません。
睡眠不足、飲酒、喫煙などの生活習慣も、言うまでもなく頭皮に限らず健康上のマイナス
要因でもありますので十分な注意が必要です。
食生活で特に気をつけなければならないのは、「脂っこいもの」「糖分」の過剰摂取と、
「ダイエット」などによる栄養不足です。
紫外線は、メラニン細胞（メラノサイト）を壊したり、活性酸素を増やしたりと、いずれ
も頭皮にはよくありませんので、白髪が気になりだしたら従来にも増して紫外線ダメージ
を避けるようにしなければなりません。
そして、白髪染めによる頭皮のダメージと同じように、シャンプーによるダメージなども
考えた上で、できるだけ頭皮に影響が少ないものを使うようにします。
難しいなぁ、と思われましたか？しかし、髪は薄くなり始めたらまたたく間に減っていき
ますし、なかなか回復するものでもありませんので、白髪が気になりだしたら同時に薄毛
ケアも始めるのが、実は最も簡単な方法なのです。
とは言うものの、私は現実の問題ではあっても、たぶん実現は難しいだろうな、と思いな
がらこのようなことを書くときは、それなりの「抜け道ガイド」も準備しています。
今回は、白髪と薄毛を両面でケアするという話題のドクターサプリです。
もちろん、これさえ飲めば、暴飲暴食、睡眠不足もＯＫという訳ではありません。きっち
りと白髪・薄毛対策に取り組む気のある人には強力なサポーターになるということです。
