薄毛対策のための食事
人間の体を支えているのは毎日の食事から取り入れる栄養ですので、髪の毛も当然食事と
密接に関係しています。とは言っても「〇〇を食べると髪が生える」とか「△△を食べる
と薄毛になる」というようなことではありません。
髪の毛の成分の約７割はケラチンというタンパク質ですので、例えば生活習慣病対策とし
て極端なダイエットをしたためタンパク質が欠乏してしまったような場合は、髪が薄くな
ってくるのも当然です。
特に、比較的若いうち（２０代～３０代）から、いわゆる若ハゲという場合は不規則な食
生活によるタンパク質不足であることもよくある話です。なのに、なぜかシャンプーを変
えてみたり、いろいろな育毛剤を買っている人は、何とかしたいという気持ちは解ります
が、その方向は最初から間違えているかも知れません。
まずは、毛穴のつまりの原因になるファストフードや揚げ物などの高脂質な食べ物、中性
脂肪の元になり血行を悪化させる糖質の多い食べ物、髪の成長に必要な栄養素であるアミ
ノ酸やビタミン、亜鉛を大量に消費してしまうアルコールの過剰摂取、睡眠不足で髪の成
長を促進する成長ホルモンがうまく分泌されないなどの薄毛に通じる生活をしていないか
どうかを考えてみる必要があります。
その上で、髪の毛の主成分であるタンパク質や髪の形成に必要とされるミネラル、ビタミ
ン類などをバランス良く摂取することから始めるのが正しい方法です。
ただ、これらの成分は髪以外の内臓や血液、筋肉、皮膚など、さまざまな部位の構成成分
でもあり、その用途は生命維持に必要なところに優先的に使われることになりますので、
髪や皮膚といったところは優先順位では劣ることになります。
なので、自分ではしっかり摂取しているつもりでも、絶対量が不足していれば髪や皮膚に
は十分行き渡らないことも多々あるのです。
髪の毛を成長させる食材
育毛の基本はバランスの良い食事ですが「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」は髪の
必須成分です。タンパク質を多く含む食材は、大豆・納豆・豆腐・肉・魚・卵・乳製品な
ど、ビタミンを多く含む食材は、レバー・卵・大豆・緑黄色野菜・カツオ・マグロ・イワ
シ・魚介類・肉類、ミネラルを多く含む食材は、牡蠣・レバー・魚介類・海藻類とされて
います。なかでもビタミンＢ群、タンパク質、亜鉛などが多く含まれている「豚のレバー」
や「牡蠣」、ミネラルやアミノ酸が豊富な「海藻類」は積極的に摂るようにしましょう。
同時に、薄毛の原因になる「高脂肪食品」「冷凍食品や加工食品などの添加物まみれの食
品」「アルコールの過剰摂取」「睡眠不足」「糖質の摂り過ぎ」は控えることです。
そして、控えるという意味では、特別な食品だけではなく総量で食べ過ぎないことも薄毛
対策では大切なことです。腹八分目というのが分かりやすい表現ですが、食べ過ぎは体の
老化につながり、間接的に薄毛の原因にもなります。
このように考えてくると、ただ食べるというだけのことでもかなり難しいことが分かりま
すね。（笑）だからと言って、すでに薄毛を自覚している人は放置できないと思いますの
で、有効な栄養素はできる限り食事から摂取しながら、尚、不足する部分はサプリメント
で補うというのもアリです。
育毛サプリもいろいろありますが、私のイチオシは「メンズミレット」という製薬会社目
線で選び抜かれた材料と技術力の高さが光るドリンクタイプのサプリです。
今回が初めての人なら「大当たり」、これまで何度も裏切られてきた人でも「これは本物」
とすぐに分かる逸品です。
