更年期の不眠症は自律神経の乱れ、対策は日常生活から

更年期の不眠症は自律神経の乱れ、対策は日常生活から

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1.不眠はよくある更年期症状

更年期症状といえば、ホットフラッシュや発汗などが代表的な症状として知られています
が、なかなか寝付けない、眠りが浅く夜中に目が覚める、朝早く目が覚める、といった不
眠も更年期にはよくある症状の1つとされています。

更年期に現れるさまざまな症状の原因は、女性ホルモンの分泌の急激な低下による自律神
経の乱れということはよく知られていますが、そのことによる体や気持ちの変化に対する
ストレスも、不眠の原因のウエイトとしては小さくないと言われています。

           

更年期症状はいつかは治るとはいうものの、不眠が続くと、普通でも更年期症状で疲れた
体にさらに負担を強いることになり、心身の健康に悪影響を及ぼすことになります。

また、この時期の体調不良は、何でも更年期症状による自律神経の乱れと考えてしまうこ
とが多いですが、同時に、加齢により自律神経の機能そのものも低下する時期になってい
て、それも少なからず影響しています。

そして、卵巣ホルモンは、セロトニンというホルモンの分泌にも関わっていて、これが少
なくなると、心の状態も不安定になり、物事に対する不安や気分の落ち込みが激しくなる
などして眠れなくなることもよくあります。

この年代に現れる症状の多くは更年期によるものですが、年齢的にもさまざまな病気が起
こりやすい時期でもありますので、体調不良は何でも更年期と決めつけるのではなく、あ
まり話題にならないような症状がある時は、医師の診断を受けるようにしましょう。

2.更年期症状を緩和する方法

更年期症状は非常に多彩で、その症状も日替わりで起こったり、複数の症状が重なって起
こることもよくありますが、その原因はすべて、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量
低下による自律神経の乱れです。

ここのところが解っておれば、自律神経失調症で死ぬことはないということを前提にした
対症療法(体の冷えには冷え対策、頭痛には頭痛薬を飲むなど)を行ない、自律神経のバ
ランスを整えることを心掛ければ良いのです。

自律神経を整えるには、食事や運動、仕事などの基本的な生活習慣を見直すことと、精神
的にリラックスした状態になれるような環境を作ることです。

           

具体的には、就寝前のカフェイン摂取を避ける、入浴時は湯船でゆっくり身体を温める、
買い物は徒歩(体を動かす)で行く、といったすぐにできるようなことから始め、エクオ
ールなどの女性ホルモンと似た働きをする成分を補給したり、生薬を組み合わせることで、
心と体のバランスを整えることを目的とした漢方薬などを試してみるといったことも効果
的です。

その他、家族間のコミュニケーションや同年代の友人を持つことで、さまざまな情報を得
るだけでも精神的な支えになります。

ある意味、これまで自由奔放に振舞っていても、それほど悩むことにつながらなかったよ
うなことでも、それをカバーしてくれる機能が劣えたことで、自分で調整する必要性が出
てきたということです。なので、早くその対処法を見つけ、慣れることですが、それはそ
のまま、これからの生活スタイルの基本となって、健康的な高齢化社会へのスタート地点
にもなるのです。

ただ、エストロゲンは、誰も意識してはいないものの、骨や血管、肌などの健康状態を保
つことで、体を守るという働きをしていて、それが無くなることで、さまざまな病気のリ
スクも増えますので、その方面の対策も必要になってきます。


 

 

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