加齢と生活習慣が原因、動脈硬化(血管の老化)の改善法

加齢と生活習慣が原因、動脈硬化(血管の老化)の改善法

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1.動脈硬化とは

動脈硬化の説明によく登場するのがゴムホースですが、実際、人間の血管は、内膜・中膜・
外膜の3層構造になったゴムホースのような感じです。古くなったゴムホースを見たこと
がある人なら、しなやかさがなく、伸縮性もなく、ゴワゴワして硬くなっていることはす
ぐに分かると思いますが、そのような状態になった血管のことを動脈硬化と言います。

動脈硬化になると、血管が硬くなり、血液が流れにくくなったりするのはゴムホースと同
じですが、血管の老化は、ゴムホースのような時間の経過(加齢)によるものだけでなく、
食生活、運動不足、肥満、ストレス、喫煙、過度な飲酒などの生活習慣も影響していると
ころが違います。つまり、比較的若い世代の人でも、血管は老化してしまうのです。

             

血管が老化すると、切れたり、避けたりしやすくなるのは容易に想像できると思いますが、
修復箇所が増えて血栓ができたり、血液の流れが悪くなることで、脳出血や脳梗塞、心筋
梗塞、狭心症などの重病につながるリスクが高くなります。

ただ、動脈硬化は、初期症状がほとんどないため、脳梗塞や狭心症の発作が起きて気付く
というケースも多いのですが、それでも発作に見舞われるまでには、胸痛や胸の圧迫感、
息切れ、手足のしびれ、冷や汗、吐き気などの症状を感じるようになりますので、そのよ
うなときは、できるだけ早期に医師の診断を受けることが、発作による突然死などの最悪
の事態から免れる有力な手段になります。

2.血管は若返る

動脈硬化であることがわかると、だれでも不安になると思いますが、血管はセルフケアで
もよみがえらせることが可能な器官なのです。なので、動脈硬化が進行中の人はもちろん
ですが、現在はまだ大丈夫という人も、予防のために実践されると良いでしょう。

そこで、何をするかということですが、基本的には、血管壁を守るバリア機能と、血管を
健康に保つための物質を生み出す活性化機能を担当する内皮細胞の機能を充実させること
が血管の若返りの第一歩です。

しかし、いろいろ専門的なことを述べても、一般の人にはあまり大きな意味を持たないの
で、実際に何をすれば良いのかということを述べておきます。

まずは、内皮細胞を傷める要因を減らすことです。具体的には、血液中の過剰なLDLコ
レステロールと血糖を減らすことです。これらは内皮細胞を傷めるだけではなく、タバコ
やストレス、食品添加物などによって生じる活性酸素が増えると、更に内細胞を傷める悪
玉物質に変化してしまいます。

次に、血流を良くすることです。先の血液中のLDLコレステロールや血糖を下げること
とも共通しますが、きれいな血液を巡回させることで、内皮細胞を活性化し、血管の修復
機能や活性作用を復活させることができます。

これを、実際の生活ではどのようにするかと言うと、食事のメニューでは、野菜・タンパ
ク質を多めに摂り、炭水化物を減らすこと。自信のない人はヘルスオイルなどを併用する
ところから始めても良いと思います。

           

そして、強い血管を作ったり、血行を良くしたり、肥満を解消するためには、運動が必要
です。激しい運動ではなく、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動が有効です。

最後は、ストレスの解消です。意外に血管へのダメージが大きいのがストレスで、その上
に、判断の難しいのもストレスなのです。そこで、最低限やるべきことは何かというと、
睡眠を充実させることです。またエアコンの風が直接当たらないようにしたり、入浴はゆ
ったりとした気分で湯船に浸かる、できるだけ笑うようにする、疲れたら深呼吸をする、
音楽を聴くなど、全般的に「おおらかな」気持ちで生活することです。

要約すれば、食事内容の見直し、適度な運動、ストレスを溜めない生活、ということにな
りますが、すべてを完璧にやろうとしないで、できると思うところから、まずは、実際に
始めてみることが大切です。


 

 

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