血栓ができる原因
血栓でよく知られているのが、動脈硬化により傷ついた血管を治そうとして血液が固まる
ことで出来る凝固物（血管内の血小板や血液の塊）ですが、その血栓によって血管が閉塞
して病的な状態のことを血栓症と言います。
飛行機のエコノミークラスや自動車の中のような狭い空間で、長時間座っていると血流が
悪くなって血栓ができ、肺の血管が詰まる恐れのある病気のことをエコノミークラス症候
群（肺塞栓症）と言いますが、これも近年話題になった分りやすい血栓症の例です。
血栓ができる原因は、血液の粘度と固まりやすさで決まりますが、主に生活習慣と遺伝や
薬品の副作用などによるところが大きいと言われています。
つまり、生活習慣による血液ドロドロ状態から、糖尿病や脂質異常症、高血圧症といった
生活習慣病などが原因で動脈硬化になったり、遺伝や薬品の副作用で血液が固まりやすく
なっていることが、血栓ができやす条件になっているのです。
血栓は、時間が経過すれば分解されて消失してしまうものなのですが、その前に血流に乗
って、脳や内臓、手足などの血管を詰まらせてしまう危険性があり、いずれの場合も深刻
な合併症を引き起こしますが、それが心臓や脳で起こると、一瞬で生命にかかわるような
事態に陥ることから、一般的には血栓症＝脳梗塞・心筋梗塞のようにとらえられているよ
うなところがあります。
しかし、血栓症は体のあらゆる場所で起こりますし、症状が進行すれば血流が滞り、栄養
や酸素が届かなくなり壊死してしまうことも少なくありません。
血栓症の予防方法
血栓症を予防するには、血液をサラサラに保ち、血管を強くし、血行を良くすることです。
血栓は、血液濃度が高くなったり、血流が悪くなったりすることで起こりますので、水分
の補給、長時間の同一姿勢を避けることが基本です。
もちろん、日頃の食生活にも注意が必要で、いわゆる血液ドロドロになるような中性脂肪
やコレステロールが多い食品、甘いものを摂り過ぎないようにすることが大切です。
喫煙や飲酒の多い人はできるだけ量を減らすようにし、適度な運動により血流を良くする
ことやストレスを溜めないことなど、生活習慣病予防の延長線上にあるのが血栓症予防と
考えれば、その対策もわかりやすいかも知れません。
血栓症も生活習慣病と同じく、自覚症状がない場合が多いので、身内に血栓症の病歴があ
る人や、薬品漬けになっているような人は、日常的に、できるだけ発症要因を少なくする
ような意識をもつことが大切です。
血栓症の予防としては、血液ドロドロを解消する成分を含むとされる青魚や、血栓を溶か
す働きがあると言われる納豆などがよく勧められていますが、私は、スラミンなどの血液
中の血小板の凝縮を減らす血栓予防成分、ケルセチンなどの動脈硬化予防成分、コレステ
ロール値を下げる働きのある精油成分、その他、昔から長寿の薬とも言われるような薬効
成分も多く含まれている松葉茶をおすすめしたいと思います。
血液の浄化、血管の強化という血栓予防に必須の成分をはじめ、各種ビタミン、ミネラル
類も豊富に含み、更に水分補給も兼ねることができます。
前述の生活習慣を改めることが前提ですが、その上で松葉茶を常飲することで、おおよそ
の健康要因を体の基礎部分でしっかりサポートしてくれるような気がします。
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