中年以降に起きる記憶力低下の原因は脳梗塞のサインかも

中年以降に起きる記憶力低下の原因は脳梗塞のサインかも

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1.脳梗塞と記憶力の関係

脳梗塞とは、一般的には脳の血管が詰まる病気とか日本人の死因の第3位といったことで
知られています。そしてまた、ある日、突然起こり、病院へ運ばれても手遅れになること
が多いといったイメージではないかと思います。

もちろん、何の前触れもなくそのような状態になってしまうこともありますが、脳梗塞と
は「脳の血管が詰まり、脳細胞に障害が発生している」状態で、その細胞が担当していた
機能が失われてしまう病気です。つまり、麻痺・めまい・歩行困難・言語障害・視野の欠
落・記憶障害など、さまざまな症状が現れることになります。

しかし、一気に血管が詰まるというより、血管が詰まり始めると、十分な血液が脳に行き
届かなくなるため、予兆として脳梗塞とよく似た症状が出ることがあります。一過性脳虚
血発作といいますが、短時間で症状がおさまることが多く、疲れ気味のときに感じる症状
とよく似ていることもあり放置されることが多いようです。

また、高齢になると、隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)と言われる脳深部の細い動脈にでき
る小さな梗塞(ラクナ梗塞)が多くなります。頭部の精密検査で確認しない限り発見する
ことが難しく、梗塞が見つかっても特別な症状がなく、治療の必要のないものも少なくあ
りませんが、梗塞ができるとその場所の血流が悪くなるため、脳の活動に影響することが
あります。さらに、ラクナ梗塞を放置することで、より重大な脳梗塞を起こすリスクも高
くなることが知られています。なので、ラクナ梗塞に気付いたら、早期に適切な治療を受
けることが大切で、そのサインとして記憶力の低下やめまい、手足のしびれ、言葉につま
るといった「まだら認知症」と呼ばれる症状が現れることが多いのです。

2.日常生活上での予防法

隠れ脳梗塞(ラクナ梗塞)は、頭部CT検査などを受けなければ見つけることは出来ませ
んが、症状として現れる「まだら認知症」なら、自分や周辺の人でも気付くことができま
すので、そのような症状に気付いたときは、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
特に、高血圧症・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病を指摘されている人は、十分な注
意が必要です。

同時に、中年と言われる年代以降の人は、意識的に予防を心がけることも大切です。その
方法は、食生活の見直しからです。高血圧や糖尿病など血管の老化(動脈硬化)を早める
ような食事内容を見直し、生活習慣病対策をすることです。

次は、意外に多いのが水分不足で、高齢になるほどその傾向が強いと言われていますので、
1時間ごとにお茶を飲むといったことを習慣にすると良いかも知れません。普通にお茶で
も水でもかまいませんが、その上も期待するなら美容・健康成分が満載のクコ茶がおすす
めです。

そして、動脈硬化を促進するリスク因子の代表と言われるタバコは出来ればやめましょう。

最後は、適度な運動です。もう言うまでもなく、健康と切り離せないのがウォーキングな
どの軽い運動です。簡単に誰にでも始められるだけでなく、血流の改善や生活習慣病対策
など、非常にメリットの多いものですので、ぜひ始めてみて下さい。

わかりやすく言うと、食事内容を見直して肥満解消、こまめに水分補給、適度な運動、禁
煙です。そして、まだら認知症に気付いたら、早めに医師の診断を受けることです。





 

 

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