加齢とともに体の冷えが気になりだしたら動脈硬化のサインかも

加齢とともに体の冷えが気になりだしたら動脈硬化のサインかも

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1.体の冷えと動脈硬化

手足や体が冷えているような感覚が自覚される状態のことを冷え性(冷え症)と言います。
冷え性と冷え症の違いは、冷え性とは病的な異常が認められず、体の冷えを感じている状
態(病気ではない)とする西洋医学的な考えで、冷え症とは身体機能に何らかの問題があ
る状態(病気である)で治療が必要とする東洋医学的な考えのことを言います。

ここでは、冷えの原因が身体機能の問題(動脈硬化の疑い)という内容の説明になります
ので、冷え症を前提にしたテーマになります。

冷え性は気温によって引き起こされる症状ですが、冷え症は気温と関係なく起こる症状で
す。運動不足による筋肉量の低下(発熱不足)や血行不良(熱の運搬能力の低下)、スト
レス(自律神経の乱れ)、食生活の乱れ(エネルギー源の不足)、喫煙(血管収縮作用に
よる基礎代謝の低下)などによって引き起こされる症状とされています。

また、加齢とともに体の冷えを感じる人が多くなりますが、それは上記の「冷え症」の要
因に「動脈硬化」が加わるためと考えられています。動脈硬化は加齢や脂質異常などによ
り、血管が硬くなったり、狭くなることで血流が悪くなる状態です。若いころは冷え症で
はなかったのに、年を重ねるにつれて冷え症になってきたというような人は、動脈硬化が
進んでいるサインの1つとも考えられます。

動脈硬化が進行すると、単純に冷え症になるというだけではなく、心筋梗塞や脳梗塞など
のリスクも高くなるということですので、冷え対策だけではなく、重病予防対策としても
改善する価値があるということです。

2.動脈硬化の改善方法

動脈硬化は老化現象の1つでもありますので、どんなに頑張っても若い人と同じようには
なりませんが、冷え症や重病予防には改善相応の効果が十分期待できます。

まずは、食生活の改善からです。筋肉の材料になる「タンパク質」、エネルギー源である
「糖質」、ビタミン、ミネラルなどをバランス良く摂取するようにしましょう。ただし、
絶対的な食事量は減らす(腹八分目)ようにしましょう。食べ過ぎによる肥満(内臓肥満)
解消は、動脈硬化予防の必須項目になっています。


次に、ウォーキングなど軽い運動でかまいませんので、継続して行うことで筋肉量を増や
すことを目指していきましょう。目安としては、1日約30分程度です。運動は筋肉量を
増やすだけではなく、血行促進にもなりますし、動脈硬化の原因となる脂質異常の解消に
もつながります。ただ、すでに脂質異常症などが指摘されている人は、甘いもの・清涼飲
料水・脂っこいものを控える必要がありますし、そのような状態が長く続いているような
ら、医薬品などを使って、一度安心できる状態にまで戻す必要があるかも知れません。

男性はもともと女性より筋肉量が多いため、発熱量も多く、あまり冷えを感じない人が多
いと言われていますが、逆に、男性が冷えを感じるようになれば、それだけ筋肉量が低下
していたり、内臓の老化による機能低下が進んでいるということでもありますので、それ
を機に体質改善に取り組むという気持ちが必要です。

そして、近年は喫煙者が減少していると言われていて喜ばしいことですが、それでもまだ
ヘビースモーカーと言われる人も少なくはありません。タバコは健康に良いものではない
ということは広く知られていますが、特に動脈硬化などの血管疾患には最悪の組み合わせ
になります。たまに「本数を減らせば・・・」といった勝手な判断をする人がいますが、
動脈硬化の予防・改善を希望するなら「禁煙」以外ありません。





 

 

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