ふわふわと浮いているようなめまいの原因は自律神経の乱れが多い

ふわふわと浮いているようなめまいの原因は自律神経の乱れが多い

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1.ふわふわと浮いているような症状

一般的には、ふわふわと浮いているとか、ゆらゆら揺れる感覚と言われることが多いです
が、このような症状のことを浮動性めまいと言います。実際の問題としては、正しい姿勢
を保つことが難しくなり、普通に歩くことが困難になるということにあります。

             

浮動性めまいの原因としては、脳の障害によって発症する中枢性のめまい、自律神経の乱
れなどによる全身性めまい、薬の副作用による薬剤性めまい、ストレスなど精神的な原因
による心因性めまいがあります。

ざっと見てみましたが、浮動性めまいの場合は、すべてが怖いというものでもありません
が、脳に原因がある場合は緊急性を要することもありますので、めまいの他にも激しい頭
痛や嘔吐、手足のしびれ、呂律がまわらない、脱力感などの症状があれば、すぐに施設の
整った病院で診察を受ける必要があります。

最初に怖い話をしましたが、ふわふわする浮動性めまいの原因で一番多いのは全身性めま
いで、そのなかでも最も多いのが自律神経失調症と言われています。自律神経の中枢にな
るのが脳幹で、反射神経・平衡感覚をつかさどる神経も並んで存在しています。

なので、自律神経が乱れると平衡感覚もおかしくなり、ふらつくという症状が現れること
になるのです。他にも、貧血や緊張型頭痛、椎骨脳底動脈循環不全などの原因もあります
が、おおむね脳への血流が不足することによるものです。

2.ふわふわする状態を改善するには

もっとも多いとされる自律神経失調症になりやすい人の特徴は、ストレスを抱えやすい、
真面目で責任感が強い、もともと自律神経が過敏、更年期症状などがあり、脳への血流
が不足しやすい人は、50歳以降、頚椎が変形している、姿勢が悪い、高血圧、動脈硬
化、貧血などがあります。

このように特徴ピックアップしてみると、その対処法も見えてきますが、生活習慣を見直
し、適度な運動で血流の改善、ストレスの解消などに取り組むことです。なかでも、睡眠
と運動は特に大切で、睡眠時間を安定させることで、規則正しい生活リズムが整います。

         

つまり、睡眠は交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行なえるようになりますし、
ストレスの解消にも役立ちます。また、運動は血行を良くし、脳への血流も改善します。

少し厄介なのが、高齢者の姿勢、動脈硬化、更年期障害、貧血といったセルフケアが通じ
にくい原因です。いずれも即効性を期待できるものでもありませんが、できるだけ姿勢を
良くするように意識して、更年期症状や自律神経を整える作用があるという漢方薬などが
おすすめです。他にも貧血動脈硬化にも漢方薬が有効と言われています。

また、食事内容も大切で、自律神経を整えるにはビタミン・ミネラル・タンパク質を多く
摂取することですが、それ以上に大切なことは、自律神経を乱す恐れのある食べ物を控え
ることです。白砂糖(菓子類)、カフェイン(コーヒーなど)、トランス脂肪酸(マーガ
リンや菓子パンなど)、食品添加物(インスタント食品など)を控えることです。

そもそも自律神経失調症というもの自体が曖昧で、因果関係の見極めにくい不定愁訴のよ
うな状態に付けられる診断名なので、決定的な治療方法はないようなものでもありますが、
ストレスや生活習慣によって、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによる症状
であることはほぼ間違いのないところですので、基本の部分を大切にすることが自律神経
を整える上でのポイントになります。


 

 

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