納豆キナーゼの血液サラサラ・血圧を下げるの本音の部分!

納豆キナーゼの血液サラサラ・血圧を下げるの本音の部分!

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納豆キナーゼのイメージ

健康に良いという日本の伝統食品の1つに「納豆」があり、特に最近は納豆のネバネバ成
分である納豆キナーゼが血栓を溶かす働きをするということで、メタボリックシンドロー
ムや生活習慣病対策として話題に上ることも多くなっています。

実際に、納豆キナーゼは血液中の凝固因子フィブリンを分解する働きがあることは科学的
根拠に基づいたもので疑いはなく、そこのところを取り上げると「1日1パックの納豆を
食べると血液サラサラ」というテレビの健康番組などでおなじみの表現になる訳です。

しかし、それは摂取した納豆キナーゼが本来の働きをすると仮定した場合のことで、現実
にはそのようなことは起こりません。その理由は、納豆キナーゼは「熱」や「酸」に弱く
食品から摂取しても、加熱したり胃酸に触れたところでその効力を無くしてしまいます。

ところが、ここでも間違いやすいものに「納豆菌は熱に強く、酸にもアルカリにも強い」
という納豆菌の性質があります。納豆キナーゼは、納豆菌が納豆を発酵させるときに作り
出す酵素なので、もともとは納豆菌に含まれていたものですが、その成分も性質も全く別
のものです。

           

このことから言えることは、納豆キナーゼは「血液をサラサラにする成分」ではあります
が、胃酸で効力を無くしてしまうため、いくら食べても「血液サラサラにはならない」と
いうことです。

ただ、納豆が健康に良いと言われるのは「血液サラサラ」というだけではなく、整腸作用
や美容、健康に至る幅広い分野での効果が期待できるためで、全般的にはやはり「納豆は
食べるべき」ということになります。

血液をサラサラにする方法

納豆菌がどれほど強いかというと、高度3000m程度は余裕で真空状態でも生きること
ができると言われていて、たいていの細菌が10度未満165度C以上で活動できなくな
りますが、納豆菌はそれでも普通に活動します。

その上、酸性にもアルカリ性にも強く、30分ごとに倍に増えるという凄まじい繁殖力と
栄養源なしでも100万年以上生きるという生命力は、他に比較対象がないほど凄いもの
ですので、納豆を美容や健康管理として摂取する場合は、どのような調理法でどのように
して食べてもその効果は十分に期待できます。

             

しかし、納豆キナーゼを「血液サラサラ」成分として摂取する場合は、ほぼサプリメント
のみが有効な手段ということになります。最近のサプリメントはそのようなこともしっか
り研究されて作られていますので、胃酸で効力を失うというようなことはありません。

ここで問題になるのが「納豆キナーゼと抗血栓薬」です。血栓予防薬を飲んでいるほとん
どの人が「納豆を食べるな」と言われていると思います。

でも、納豆キナーゼは食べても効果がないというなら、抗血栓薬を飲みながら納豆を食べ
ても問題ないのではないかと考えたくなりますよね。

これも、納豆キナーゼのイメージによる誤解です。納豆が抗血栓薬に問題になるのは納豆
キナーゼではなく、納豆に含まれる「ビタミンK」なのです。

ビタミンKにはフィブリンを作り出すのを助ける働きがあり、抗血栓薬の効果を相殺して
しまうことになるためです。

もし、あなたが血液サラサラ効果のために納豆を食べているなら、それは逆に血栓を増や
す行為をしているのかも知れません。血液サラサラ期待で納豆を摂取するなら、納豆キナ
ーゼをサプリメントにしたもので摂取する方が理に適っていることになります。



 

 

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