やっぱり肥満が原因？　動脈硬化を引き起こす危険因子と改善方法！

動脈硬化を引き起こす危険因子

動脈硬化を引き起こす危険因子としては、生活習慣病や喫煙習慣な
どが挙げられますが、実はこれらは密接な関係があり、その根底に
あるのが肥満ということになります。

　　　　　　　

生活習慣病と言えば、糖尿病（高血糖）と高血圧が有名ですが、糖
尿病というのはインスリンの働きが悪くなり、血液中のブドウ糖の
濃度を下げることができなくなった状態です。

そして、そのインスリンの働きを妨げるのが内臓に蓄積された脂肪
であることが多いのです。

つまり、本来は血液中のブドウ糖が多くなり過ぎると、インスリン
が解体して脂肪組織や内臓、筋肉組織などに備蓄して血糖値を下げ
る働きがあるのですが、その脂肪が内臓に多く蓄えられるとインス
リンの効き目が弱くなり、血液中のブドウ糖が解体されにくくなっ
てしまいます。そのような状態を高血糖症（糖尿病）というのです。

このように血液が砂糖水のようになって流れると、当然スムーズに
流れることはありません。いわゆる血液ドロドロ状態になり、それ
でも体の隅々まで血液を送るために、心臓は高い圧力をかけること
になります。これが高血圧症です。

　　　

もちろん、もう１つの生活習慣病である脂質異常症が原因の高血圧
症も、内容が「糖」であるか「脂質」であるかの違いで、血液の流
れがスムーズに行かないということでは同じなのです。

そして、この脂質異常症も中性脂肪の増加に起因していることが多
いとされています。

更に、喫煙の習慣がある人は、これらすべての症状を更に悪化させ
たり、治療の妨げにもなる大きな要因の１つであるということを覚
えておく必要があります。

特に、親・兄弟、近親者に心筋梗塞や脳卒中などを患った人がいる
場合は、体質的な面からも動脈硬化になりやすい傾向がありますの
で、一層の注意が必要です。

このようなさまざまな危険因子が加齢による血管の老化とともに、
血管へのダメージを本格化して、心臓や脳をはじめ致命的な大病を
引き起こす原因になるのが動脈硬化で、長い年月をかけて静かに進
行して行くのです。

そして、その最も大きな危険因子というのが、私達が普段あまり気
にとめていない「肥満」ということになるんですね。

　動脈硬化のリスクを減らすには

もうすでに、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病とい
う判定を受けている人は、まずはそちらの治療をしっかりすること
が大切ですが、それにプラスして肥満の解消が大切だということは
言う間でもありません。

　　　　　　　　　　　　　　　

特に内臓脂肪型肥満の解消は、動脈硬化の危険因子のトップ３と言
われる高血圧、糖尿病、脂質異常などを引き起こしている主な原因
の解消にもつながりますので、何をさておいても肥満の解消をめざ
すことをおすすめします。

逆にそれらすべての危険因子のリスクを高める喫煙をやめることは、
肥満解消と同じくらい大きな意味がありますので、ぜひ禁煙を心が
けて下さい。

そして、野菜多めのバランスの良い食事を規則正しく摂り、適度な
運動を加えるということで、もう誰でも知っているようなことばか
りですが、動脈硬化の予防とはそれだけのことなのです。

しかし、なかなか現実には実行することが難しいようで、肥満も喫
煙もあまり改善されていない人が多く見受けられます。

　　　　　

どうしても難しいという人でも、自身の健康は気になるという人は、
「ヘルスオイル」をおすすめします。

漢方薬と言っても厚生労働省が認可した第２類医薬品ですので、サ
プリメントのような効果の曖昧なものではありません。