自律神経失調症が女性に多いと言われる理由と対策

自律神経失調症が女性に多いと言われる理由と対策

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1.自律神経失調症って病気?

自律神経失調症と診断された経験のある人は多いと思いますが、どちらかと言えば、原因
のよくわからない、命にかかわるほどでもないような症状で悩んでいるようなときの病状
につけられることが多いようです。

で、自律神経失調症は病気かというと、自律神経のバランスが崩れることによる辛い症状
が認められる状態のことを表現する症状名の総称で、正式な病名という訳ではありません
が、実際には診断名として自律神経失調症とされることがよくあります。

ただし、心の病気などを患うと、自律神経が乱れることがよくあり、当然、同じような症
状も見られますが、この場合は自律神経の乱れる原因がはっきりしているため、自律神経
失調症とは言わず、原因になっている病名が使われることになります。

では、自律神経とは何かと言うと、人間の体は、自分の意志で自由に動かせる(手や足な
ど)部分と、自分の意志ではなく動く(心臓や胃腸など)部分があり、この自分の意志で
はない部分をコントロールしているのが自律神経なのです。

しかも、心臓の動きや体温の調整など、直接生命にかかわるようなところで働いているた
め、そのバランスが崩れると、症状そのものより、不安心理が大きく作用することになる
のです。例えば、座ってくつろいでいるときに、突然動悸が激しくなったら、非常に不安
になりますよね。そのような状態のことを自律神経失調症と言うのです。

           

つまり、自律神経とは交感神経と副交感神経で成り立っていますが、これは車のアクセル
とブレーキのようなもので、相互にバランスを保つことで無事に走行しているのが正常な
ときです。ところが、急にアクセルが開いてブレーキがきかなくなって、慌てている状態
が、自律神経が乱れている状態ということになるのです。

自律神経はなぜ乱れるのかと言うと、日常の生活習慣、ストレス、ホルモンバランスの変
化などが主な原因と言われていますが、それがもっとも顕著に現れるのが、女性ホルモン
の分泌量が減少する更年期の女性で、いわゆる更年期障害の辛い症状の根本的な原因がそ
こにあるのです。

2.自律神経失調症の原因と対策

自律神経が乱れる原因は、主に生活習慣の乱れ、ストレス、ホルモン(甲状腺ホルモン・
女性ホルモン)が大きいと言われています。これを見ただけでも、自律神経失調症が女性
に多いというのがよく分かります。生理的な女性ホルモンの変化、自己主張しにくい環境、
人間関係の複雑さによるストレスなど、気分的に不安要素が多いため、実際に自律神経失
調症になりやすい環境で生活していることが原因になっています。

つまり、これらの原因を完全に取り除くことは不可能であるにしても、少しでも緩和する
ようにすることで、自律神経失調症はある程度防ぐことができます。

まずは、スポーツや趣味など、自身がリラックスできる状態をつくることで、ストレスを
発散させることです。次に、生活のリズムを整えましょう。とりあえずは、食事・睡眠時
間を規則正しく、暴飲暴食を避けるなど、普通の人とちょった違うと感じているようなと
ころから修正していきましょう。

             

また、ときどき腹式呼吸(ゆっくり大きく息を吸い、口をすぼめて時間をかけてゆっくり
吐き出します)などを取り入れて、リラックス効果を高めましょう。

ホルモンに関しては、自分ではどうすることもできないと思われがちですが、そのような
ときには漢方薬を飲んでみるという手があります。ホルモンバランスだけではなく、血流
の改善や体質の改善にもつながりますので、自律神経失調症対策としては、西洋医学で処
方される薬より、私は漢方薬をおすすめします。ただし、すでに病院での薬を服用中の人
は、医師や薬剤師さんと相談してから飲むようにして下さい。


 

 

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