鉄欠乏性貧血と診断されたら鉄以外の必要成分も効率よく摂ること

鉄欠乏性貧血と診断されたら鉄以外の必要成分も効率よく摂ること

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.鉄欠乏性貧血とは

鉄欠乏性貧血とは、血液中のヘモグロビンの濃度が減ることです。ヘモグロビンは、酸素
と結びついて全身に酸素を届ける働きをしていますので、そのヘモグロビンが減ると全身
が酸欠状態になってしまいます。すると、疲れやすくなったり、ちょっとした動きでも動
悸・息切れがしたり、めまいなどの症状も起こるようになります。

           

これは、不足した酸素を補おうとして、心臓や肺が無理をしているためです。貧血全体の
約7割が鉄欠乏性貧血と言われていますが、逆に考えれば、約3割は他の原因ということ
ですので鉄欠乏性貧血と診断されていない場合は、まずは自身の貧血の原因を知る必要が
あります。子宮や内臓、免疫系の病気であることが多いですが、とりあえずは血液内科や
内科を受診して下さい。

貧血というのは病名ではなく症状名ですので、病名がわからなければ対処の仕方もわかり
ません。ただし、その多く(約7割)が鉄不足による鉄欠乏性貧血ということですので、
血液検査の結果が「鉄不足」であれば、その改善法はよくご存知の鉄補給ということにな
ります。

ヘモグロビンとは、鉄(ヘム)とタンパク質(グロビン)の結合体で、貧血とはこのヘモ
グロビンが少なくなっている状態です。たまに、貧血=血液が少ないと考える人がいます
が、血液量が減る訳ではありません。

血液は、赤血球・白血球・血小板・血漿(液体成分)で構成されていて、その赤血球の中
のヘモグロビン濃度が減少している状態が貧血です。なので、貧血に関しては、血液の量
や血流とは関係ありません。

2.鉄不足の解消方法

血液検査の結果、体内に貯蔵されているフェリチンが欠乏していれば鉄欠乏性貧血という
ことになりますので、もうご存知の鉄不足解消を目指すことになりますが、逆にフェリチ
ンが不足していないのに貧血になっていれば、他の病気が原因である可能性が高いという
ことになります。

貧血の症状としては、疲れやすい、動悸・息切れ、めまい・立ちくらみ、肩こり、頭痛、
耳鳴りなどがよく知られていますが、自分でもすぐにできる貧血の判断は眼瞼結膜(あっ
かんべーをしたときの目の下側)で、蒼白くなっていれば貧血です。

一般的な鉄欠乏性貧血では、食事や薬剤などにより、不足した栄養分を補給するという方
法がとれらます。病院で治療を受けている場合は問題ないと思いますが、まだそれほど貧
血がひどくなく、自分で改善しようとする場合にまちがいやすいのが鉄分のみを摂取する
ことです。

          

赤血球を作るには、鉄・ビタミンB12・葉酸が必要な栄養素です。よく貧血にはレバー
が勧められますが、レバーにはこれら3つの成分が含まれているからです。他に鉄を含む
食品としては、肉類・魚類(ヘム鉄)、緑黄色野菜・海藻類など(非ヘム鉄)、葉酸を含
む食品としては野菜。果物類、ビタミンB12を含む食品としては魚介類・鶏肉・乳製品
などが知られています。

しかし、実際のところは、そもそも普段の食事で不足しているから貧血になっている訳で
すから、食事だけで一気に回復レベルまで補給することはかなり難しいと思いますし、貧
血は回復するまで数カ月から1年程度かかりますので、ある程度の回復期までは貧血用に
開発された医薬品やサプリメントを利用するのがおすすめです。


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク