加齢による物忘れを増やさないための生活スタイル改善方法

加齢による物忘れを増やさないための生活スタイル改善方法

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1.加齢による物忘れとは

加齢による物忘れとは、思い出す力が衰えるということです。人が記憶するということは、
見聞きして覚えたことを保持し、思い出す(想起)ことができるということです。脳が老
化することで、それぞれの力が衰えますが、なかでも衰えやすいのが「思い出す」という
力なのです。

よくある例としては、テレビに出ている芸能人の名前が思い出せない、とか、昔読んだ本
の内容は覚えているのにタイトルが思い出せないといったことです。
             

このような物忘れが増えてくると、誰でも心配になるのが認知症だろうと思いますが、認
知症というのは、脳のさまざまな神経細胞が障害を受けて「覚える」という力が衰えた状
態のことです。なので、物忘れの場合は「朝のテレビで見た芸能人の名前が思い出せない」
のに対して、認知症の場合は「朝テレビを見たこと自体を覚えていない」ということにな
ります。違いが分かりますか?物忘れの場合は「思い出せない」のです。認知症の場合は
「覚えられない」のです。

つまり、自分の物忘れは認知症ではないかと考えておられる皆さんは、今のところは大丈
夫ということになりますので安心して下さい。

加齢による脳の老化が物忘れの原因ということですが、その脳の老化のスピードは生活習
慣と大きくかかわっているということをご存知ですか?特に認知機能の低下に関係してい
るのが「睡眠不足」と「メタボ」と言われています。

これをどのように受け止めるかは別にして、少なくとも「加齢」以外の物忘れの要因は努
力次第で変えられるということが分かってきたのです。記憶力に自信がなくなってきた人
は、ぜひ今日から認知機能の低下予防を目指してみて下さい。

2.認知機能低下の予防法

まずは、十分な睡眠をとるようにしましょう。一般的には7時間以上とか言われています
が、個人差があるため一概には言えませんので、最近、物忘れが多くなったと感じている
人は、とりあえず、今より睡眠時間を1時間多くとるようにしてみましょう。できれば、
体内時計のリズムを乱さないように、朝起きる時間は一定にするのが好ましいので、寝る
時間を1時間早くするようにして下さい。

             

次に、軽い運動です。と言うと、30分以上のウォーキングなどが思い浮かぶかも知れま
せんが、脳の記憶システムを活性化させ、記憶力を高めるためには、10分程度の軽い運
動をするだけで良いのです。ずいぶん低いハードルだなと思われるかも知れませんが、運
動嫌いな人でも余裕で取り組めそうなレベルですので、ぜひ実践してみて下さい。

そして、趣味や興味のあることを楽しみながら続けるようにしましょう。認知症予防でも
よく言われていることですが、これは、加齢とともに老化して行く脳を、知的活動によっ
てカバーしようとするものです。日頃からの知的活動が、脳の神経細胞や海馬周辺の活性
化に関与したりすることで、脳細胞がダメージを受けても、他の情報処理経路を使って代
償することで、認知機能の低下がカバーできるという理論によるものです。

ここまでくればもう1つ、それは食事です。認知機能の低下に役立つ食品としては青魚、
緑黄色野菜、発酵乳製品、鶏胸肉などに多く含まれるイミダゾールジペプチドなどが記憶
力の低下予防に有力と言われています。

それぞれの成分をバランス良く摂取するのが理想ですが、高齢になると食事量も減り、特
に肉類の摂取量が減るようですので、そのような人はサプリメントでもかまいませんので、
認知機能の改善につながるといわれているイミダゾールジペプチドなどは摂取するように
して下さい。


 

 

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